スパイクタンパクの全身の血管への毒性: マサチューセッツ工科大学 (MIT) の総説論文から
脊椎動物の血管は、心臓から血液を送り出す動脈と心臓へ血液を戻す静脈、そして動脈と静脈の間をつなぐ毛細血管から構成されます。コロナウイルスはスパイクタンパクによって細胞膜上のACE2と結合し、細胞内に侵入し増殖します。ACE2はコロナウイルスの受容体ですが、同時に酵素でもあります。ACE2はアンジオテンシンII (血管収縮ペプチド) をアンジオテンシン(1-7) (血管拡張ペプチド) に変換する事により、血管を広げて血圧を下げる働きがあります。
コロナウイルスとコロナワクチン