マガジンのカバー画像

新型コロナウイルス 遺伝子ワクチンへの疑問

40
遺伝子ワクチンって安全なの?、なんで遺伝子治療薬をワクチンって言い出したの? そんな疑問をまとめてみました。
運営しているクリエイター

2021年8月の記事一覧

スパイクタンパクの毒性;スパイクタンパクはACE 2の抑制を介して血管内皮機能を損なう: Circulation Researchに掲載された論文から

スパイクタンパクの毒性;スパイクタンパクはACE 2の抑制を介して血管内皮機能を損なう: Circulation Researchに掲載された論文から

コロナウイルスは血管を障害する事が知られていますが、スパイクタンパク単独でも同じ問題を起こします。コロナワクチンはスパイクタンパクを抗原として用いているため、コロナウイルスに類似した毒性を持つのです。この事については以前の記事内でも触れましたが、今回は再度その背景を説明していこうと思います。これにはミトコンドリアの働きが関係します。

ミトコンドリアは太古に細胞に寄生した好気性細菌の名残りです。ミ

もっとみる
ファイザー社製 mRNA ワクチン:薬物動態学と毒性について

ファイザー社製 mRNA ワクチン:薬物動態学と毒性について

以下URLの原文の図を参照されるとさらに分かりやすくなります。

Michael Palmer医学博士、Sucharit Bhakdi医学博士
2021年7月23日

抄録 ファイザー社が2020年に日本の保健所に提出した、モデルmRNAワクチンの配布と除去
に関する動物実験の結果をまとめた。
この研究では、明らかに血栓症などの重大な副作用のリスクを明らかに予見していたこと
を示す。その後の臨床試

もっとみる
ヒト逆転写酵素はコロナウイルスのゲノム組込みを媒介できる: 米国科学アカデミー紀要に掲載された論文から

ヒト逆転写酵素はコロナウイルスのゲノム組込みを媒介できる: 米国科学アカデミー紀要に掲載された論文から

RNAコロナワクチンが逆転写されてゲノムに取り込まれる事はあるのでしょうか。インターネット上などでも議論になっているのを見掛けます。前回の続きで「コロナウイルスが逆転写されてゲノムに取り込まれる可能性」を実験で検証した結果についてです。遺伝子配列と遺伝子組換えの解析の実際がどのようなものなのか。専門技術的な話になりますので少し難しいかもしれませんが、よろしければお付き合いください。

以下、米国科

もっとみる
mRNAワクチンはすぐに分解されるのか?

mRNAワクチンはすぐに分解されるのか?

ファイザー、モデルナのコロナワクチンは「mRNAワクチン」です。「mRNAワクチンは短期間で分解されるので、人体に悪影響は無い」と言う言葉を目にする事もありますが、実際のところはどうでしょうか。

免疫系の仕組みは大きく分けると「獲得免疫 (acquired immune system)」と「自然免疫 (innate immune system)」の2つです。獲得免疫の主な攻撃要員は抗体やT細胞受

もっとみる