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海外移住生活カナダでDIY。ヘッドライト研磨とLED交換。

カナダに2017年から住み始めて7年目になる。
今の車は3代目でユーコン準州ニューブランズウィック州アルバータ州と50,000km以上共にしている。

今回は、ヘッドライトカバーの研磨とパーキングライトのLED交換をDIYしてみたことをまとめてみた。

2006年製だけあってプラスチック(樹脂)パーツの経年変化が多くなってきた。自分ができない場所のパーツ交換のために修理にだしたり、できるところはDIYしながら車を走らせてきた。

最近ならシガーソケットの交換バッテリー、フィルターの交換はDIYで行っている。Youtubeなどの動画を参考にイジれるところはいじっている感じ。

この車はフロントがリビルトなのでヘッドライトカバーは一度新品になっているけれど、それでも10年近い年月が経っていた。

ヘッドライトは、純正がハロゲンバルブなのでカナダの市販で購入できる中で最も明るいライトを装着している。
しかしながら、カナダのハイウェイを夜間に走ると区間によって少し霞んでいるように感じることがあった。
LEDライトと異なりハロゲンバルブの限界があるのだろうか。

太陽光などで少し酸化し始めているヘッドライトカバー。

【カナダのヘッドライト事情。】

カナダで車は、通勤通学などで必須のアイテムであり特に公共交通機関が発達しない地域が大半のカナダ都市圏外では、色々な車が走っている。

日本のように軽自動車文化がないけれど、普通に90年代の車も走っている国がカナダだ。

ヘッドライトをみると透明感のない真っ白に酸化したヘッドライトも見かけるし、光が薄ぼんやりとした状態で走っている車も見かける。白人系は光による感度が高いからなのか気にしない人も多い。

もちろん、これでもか言わんばかりにLEDライト全開の車もいる。ピックアップトラックのヘッドライトがそうだとロービームでも眼球が潰れそうなくらい対向車に当たり明るい。

僕は生粋のアジア人だし、夜間に薄ぼんやりのヘッドライトだけでアルバータ州の110km/hrでハイウェイを走るのは少し辛い…

ユーコン準州では制限速度も90km前後で片側一車線で側道が見えやすい環境だったのでLED交換やヘッドライトカバーの研磨まで検討することはなかった。

夕日が完全に落ちれば外灯がないので、漆黒の闇がハイウェイを包み込む

【ヘッドライトの明るさ低下は、汚れが原因!?】

ヘッドライトをLEDに交換する前にヘッドライトのカンデラを最大になるように工夫することを考えた。

LED化すればカンデラも自然と上がるかもだが、他にも方法がある。

古い車に使えるLEDヘッドライトの中で市販で買える(Amazonでなく店舗)モノだと、$130ほどする。バルブの型番通りインストールがちゃんと問題なく成功する確率を考慮すると少し経済的なリスクも有り検討してしまう。

返品制度が充実している北米でもヘッドライト関連は開封すると返品ができない所が多いので、失敗は許されない

ハロゲンモデルしかない古い車(2000代)あるあるで、LEDの冷却ファンなどDIYで導入するとスペースが不足したり、固定パーツ(バルブ)が干渉することがあるらしい。
僕の愛車と同じ【9007】というバルブでパーツの加工や裁断などのDIYが必要になるケースもあることについて語ってくれている動画が以下の通り。

カンデラが落ちる原因にヘッドライトバルブ以外でヘッドライトの汚れが原因であることが多いので、研磨をしてみることにした。

カナダでは簡単に購入でるヘッドライト研磨製品としてタートルの製品がある。

CanadianTireは、カナダの大手ホームセンターで気軽に購入できる店舗だ。

購入後、早速晴天のうちに研磨を実施してみた。マニュアルのとおりにコンパウンド液や潤滑液を使って研磨用サンダーで削る、磨く。

内容物はこんな感じで。箱にあるマニュアルとYou Tubeを参照にしながら実施。

20-30分くらいずつ自分なりに研磨をしてみた!!
思った以上に黄色い汚れがヘッドライトカバー表面から浮かび上がり次第に透明感が出てきた。ヘッドライトを目視して異変に感じなかったが、数年間でじんわりと黄ばみもできてたらしい。

コーティング剤塗布後、思った以上にクリアになった気がする。

上記の写真の通り、じんわりとくすんでいた部分もクリアになった。これだけでもヘッドライトは幾ばくか明るさを取り戻したと思う。

【ヘッドライト交換は、次回に検討。パーキングライトをLED化へ。】

メインのヘッドライトに関してだが、先述の動画のように1つのバルブでローとハイビームを両方できるライトは、購入後そのままライトカバーに適合しないケースがあることを知った。

なので今回は、走行中に光る補助的なライトの【パーキングライト】を交換することにした。

パーキングライトはその名の通り停車中に光るライトだが、このモデルの車では、走行中も補助灯として常時光るようになっている。
この小さなライトの光源も無駄にはできない。

愛車はヘッドライトとパーキングライト、さらにサイドにある車体の幅や存在を知らせるマーカーライトの左右で合計6灯が光るようだ

早速、CanadianTireにてLEDバルブを購入し、いつものようにバルブ交換を行った。

端の方でオレンジに光るマーカーライトは、他の車に存在を知らせる(車幅を知らせる)などの効果があるだけで前方へ光源を照らす役割はなさそうだった。

結果はこの通り、ヘッドライトの10分の1以下のワット数のLEDだが、ハロゲンに負けず劣らず結構明るい。

上記の写真のとおり外見上かなり明るくなった。今までハロゲンの薄ぼんやりだったパーキングライトがLEDになるだけで印象が大きく変わった!!

【さあ漆黒の闇へDIY後の試乗】


黄昏時をすぎればヘッドライトが頼りの時間。

早速、最寄りのハイウェイを20分ほど走ってみた、ロッキーに囲まれていて完全に外灯のない漆黒の道路を。

今まで霞んでいた白線も思った以上に黄色いハロゲンとLEDがしっかりと道路の輪郭を映し走りやすくなった。

パーキングライトだけ消して走ってみるなど【ハロゲンのみ】と【LED+ハロゲン】との違いも実施してみた。

すると明らかに白いLEDがハロゲンに重なるように前方に光源を映していることがわかった。

ハロゲンも今まで感じていた霞が少し緩和しているようだが、0.7WのLEDの効果が大きすぎて今回の研磨による違いまで感じられなかった。
まあLEDライトの部分も研磨でクリアになったのでLEDの効果も良くなったとは思う。

これなら雪が降った日でも黄色と白のコンビネーションなら見やすいことだろう。
また、ハロゲンライトの熱源でライトカバー周辺の雪を溶かし、LED周囲も一緒に溶かしてくれるはずなので見やすいに違いない。
冬の雪道ハイウェイでも安心して走れそうだ。

基本的にカナダの主要ハイウェイは大雪が降れば、数時間以内に除雪車が来るので通行止めになることは少ないけれど。

今年初のsnowfalls 、しっかりヘッドライトが活躍

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