ブランドとCM
おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。
今日も日経新聞の記事を紹介します。
「あいみょんの歌声が心を癒す CM好感度、キリン4位」という記事です。
そりゃ癒されますわね・・・。あいみょんですもの。
「GREEN JUKEBOX」は、有名アーティストがその人気楽曲のアコースティック・バージョンを披露するCMシリーズです。
私はこの「GREEN JUKEBOX」は好きです。過去にはいろいろなアーティストが登場しました。あいみょんの他にも、back numberの「ヒロイン」 SEKAI NO OWARIの「RAIN」など有名アーティストが登場しています。
アコギで弾き語り・・・。たまらないですね。
この不思議なジュークボックスあったら欲しいですわ。
話を戻しますね・・・。
私はビールは好きですが、メーカーによる味の違いが分からない。いわゆる味音痴な人間です。
メーカー側から見たら、一番残念な消費者では無いでしょうか。
のど越しの違い・・・キンキンに冷えたビールならばのど越しはみんな良いのである。私にとっては・・・。
切れ味が違う・・・切れ味の意味が分からないっす。私には・・・。キンキンに冷えているビールはどれも上手いのです。
このCMを「ブランド」の知識で考えてみます。
ブランドエクイティは以下の4つの観点から評価されます。
①ブランド知名度・・・ある特定のブランドを訪ねた時に知っているかどうか?
②ブランドロイヤルティ・・・ある特定ブランドに対する消費者の忠誠心
③知覚品質・・・消費者がある製品を類似品と比べた際に知覚する、主観的に捉えた品質
④ブランド連想・・・ブランドを通して連想できるイメージ
私にとってビールは正直どのメーカーでも大丈夫なので、ブランドロイヤルティはゼロです。キリンであろうが、アサヒであろうがキンキンに冷えていればOKな残念なタイプです。
ブランド知名度も大手ビールメーカーなら一緒です。どのブランドも知っています。
そんな「こだわり」が無い私がビールを選ぶ基準は、ブランド連想と知覚品質なのかもしれません。
ブランド連動・・・あの「あいみょん」の曲が流れているCMのビールか。買ってみようかな。
知覚品質・・・糖質ゼロのビールか。買ってみようかな。
結局「あいみょん」と「糖質」でしたわ・・・。
こだわりがある人は勝手に自分で調べるかもしれません。
ブランドは他社の製品・サービスと識別するためのものです。CMを出す企業は大手企業が中心なので、どこで差別化を図るかが難しいですね。
グリーンラベルのCMは「あいみょん」の癒される歌声、緑をバックに素晴らしい背景。CMを見ただけではグリーンラベルの印象はあまり残らないかもしれないですが、ビールが並んでいると何故かグリーンラベルが目に付くのです。緑が印象付いているのかもしれませんね。もしくは「糖質オフ」が印象付いているのかもしれませんね。
では、また次回へ。