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ユマニチュードをご存知でしょうか?
当ブログへ訪問していただきありがとうございます。
福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*
日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。
はじめに
日本では認知症が急速に増加しており、現在では介護が必要になった主な原因疾患の1位となっています。
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また、65歳以上で何らかの介護・支援を必要とする認知症の人は、2030(令和12)年には約523万人、2060(令和42)年には約645万人になると推計されています。
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別の報告では、2025年には高齢者の5人に1人が「認知症」になるとも予測されており、あなたにとっても関係のない話じゃないかもしれません。
🔲 認知症ってなに?
認知症とは、、
「何らかの脳の病的変化によって、認知機能が障害され、それによって日々の生活に支障があらわれた状態」
と定義されています。
🔲 物忘れと認知症の違い
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🔲 ユマニチュードとは
認知症患者に対する対応方法として、ユマニチュードという技法があります。
今は福岡市でも積極的に取り組まれています。
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この技法は、「見る、話す、触れる、立つ」という4つのステップで患者とのコミュニケーションを深める方法です。
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➖ 見る
患者の表情や仕草を注意深く観察し、その状況や感情を理解しようとすることが大切です。
(例)
認知症患者が不安そうな表情をしている場合、その様子を注意深く見て、彼らが何を感じているのかを理解しようとします。そして、その状況に合わせて適切な対応を考えます。
➖ 話す
患者と穏やかなトーンでコミュニケーションを取り、彼らの感情や思いを尊重することが重要です。
(例)
認知症患者が昔の思い出話をしている場合、その話に興味を持ち、共感を示すことで、彼らとのつながりを深めることができます。
➖ 触れる
適切なタイミングで軽く手を添えるなど、身体的な接触を通じて安心感や温かさを伝えることができます。
(例)
認知症患者が不安定な状況にいる場合、優しく手を握って支えることで、彼らに安心感を与えることができます。
➖ 立つ
「立つ」では、患者と同じ目線で接することで、彼らとのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
(例)
認知症患者が車椅子に座っている場合、車椅子の高さに合わせて立ち上がり、彼らと同じ目線で話しかけることで、コミュニケーションがスムーズになります。
おわりに
これらのステップを実践することで、認知症患者とのコミュニケーションがより円滑になり、ともに安心して過ごせる環境を作ることができることでしょう!
皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃
最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^