はじめての海外ボランティア 1. 〔Asia - 海外編〕
留学、留学っていうけど。
自分には学びたいことが自分でわからない。
留学したいと高校生の時からずっと思っていたけど、
なんでしたいのかハッキリとわからないことに気づいていた。
語学学校 ?
なんか違う。
少しばかり不本意入学だった頃の気持ちも晴れてきた大学生活2年目。
自分は恵まれた環境にいるんだろうなと思いはじめた頃。
友人から海外でのボランティア活動に誘われた。
Habitat for Humanityは、
世界70カ国以上の国で住宅支援を行う国際NGOです。
家族が集える場所、帰れる場所、それはあなたの毎日を支える生活の基盤。
突如起こる自然災害で家を失ったら、家があったとしても
雨風に晒され、害虫や犯罪からの脅威に晒される家なら、
あなたは健全で豊かな暮らしを営むことができますか。
こんな話を聞いても、
「へぇ〜、家のことなんて考えたことないなぁ」ってのが最初の感想。
10億人もの人が安心して暮らせる住まいを必要としている
~この流れを変えるには~
課題
世界人口の8人に1人が不適切な住環境もしくは家のない状態にあると言われています。その数は、世界全体で約10億人。その内30%もの人たちが、私たちの暮らすアジア太平洋地域で暮らしています。
ハビタットの取り組み
ハビタットは、健全な生活を営む生活基盤となる”住まい”を支援することで、家族が貧困から抜け出し、きちんとした衛生環境や教育を手にすることで、貧困から脱却する機会を共に築きます。
安心して暮らせる住まいを実現することで
貧困の理由はさまざまです。教育をはじめ、雇用や健康の欠如であったり、さまざまな機会の損失が貧困の連鎖を築いています。安心して暮らせる住まいは健全で豊かな暮らしを営む基盤、貧困の連鎖を解消することができるとハビタットは考えています。
「なんで家なんかまだわからんし、でも
同じ大学生でもこんな世界のこと考えてる人がいるんやなぁ。」
「…すごいなぁ。」
理念(ビジョン)
A world where everyone has a decent place to live.
誰もがきちんとした場所で暮らせる世界
使命(ミッション)
ハビタット・フォー・ヒューマニティは、住まい、コミュニティ、そして希望を築くため、人々と手を取り合いながら、信念を持って活動する
活動指針(プリンシプル)
信念を持った活動をする
住まいに重点を置く
家を必要としている人々の代弁者となる
人々の尊厳と希望を育む
持続可能で変革的な開発に取り組む
一回、行ってみたいな。
途上国ってとこ。
気づけば、
毎週のように予防接種の注射を打ち、
ダンスサークルとバイトをやりくりして準備にいそしんでいた
2007年、大学2回生の春。
最後の10代の夏、
10日間にわたるフィリピンでの家の建設が始まった。
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