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20.南インドマイソール:世界最大級のチベット難民の町で、チベット難民の気持ちに寄り添う

マイソールの西、約80キロに、世界最大級のチベット難民の町、バイラクペがある。チベットが迫害を受けた時、ダライ・ラマはネルー首相に協力を求め、インド国内にいくつかの難民キャンプを作ってもらった。その最大のひとつが、ここ、バイラクペだ。勤勉なチベット難民は、気候のいいこの地で必死に働き、今では難民キャンプというイメージとは全く違う大きな町になっている。とりわけ、町の中心にあるゴールデンテンプルは、インド国内ではほとんどなくなってしまった仏教の中心のひとつとして、多くの仏教徒の精神的支柱になっている。



ここでは、ヒンズーの世界とは全く違う、チベットの文化を直接体験することができる。インドの奥深さ、懐の大きさを感じることができる町だ。


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