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会社設立75周年記念パーティー レポート

9月19日、お取引先様をお招きして、会社設立75周年記念パーティーを開催した。
今回のパーティーのサブタイトルは「Draw the future」
私たちの75周年を振り返りつつ、新しい未来を描こうとする会社の姿勢をお取引様に感じていただくことがコンセプトだった。


由緒ある西宮神社での商売繁盛の祈祷

実は、私たちの会社は「福男」で有名な西宮神社(えべっさん)のすぐ近くにある。お取引先様に来場いただくのであれば、何かこの立地を活かせないかと考えた結果、この西宮神社内の会館でパーティーを開催し、お取引先様とともに、由緒ある西宮神社にて商売繁盛の祈祷をいただくことにした。
祈祷は専用の祈祷殿と呼ばれる場所で実施されるため、普段なかなか入ることはない。広く知られる西宮神社で祈祷を受けるというのは、良い記念になると思ったのだ。

西宮神社の祈祷殿(内部は撮影NGなので外観だけ)


会社と私を育ててくれたことへの感謝


祈祷が終わり、いよいよパーティーがスタート。
冒頭、私からご来場のみなさまへご挨拶した。
まずは、会社を今まで支えていただいた皆様への感謝をお伝えした。ただ、私自身は入社して5年弱。創業99年、会社設立75年の感謝を一言で伝えるのはなかなか難しいなと思っていた。何かもっとうまく長年の感謝を伝える方法はないものか考えていてたどり着いたのが、私を育ててくれたことへの感謝だった。

当日私が話したことは、
「私は生まれてから今までお金で困ったと感じたことは一度もありません。経済的に困らない人生を過ごせたことは、両親のおかげによるところもありますが、わが家の収入はこの会社のみであり、つまりこの会社を支えてくれたみなさんのおかげです。みなさんには本当に感謝しており、この気持ちを、これからともに働く中で私なりに表現していきます。」

心の中の感謝の気持ちを、少しは表現できたような気がしている。

感謝を伝える挨拶


会社の歴史を振り返る

実は今回のパーティーは大きく2部構成。前半は会社の歴史を振り返りながら感謝を伝えるパート。
歓談の時間を通じて、お取引先のみなさまにこれまでの感謝を伝えられるようにご挨拶して回ったが、お客様に私たちの歴史を少しでも知っていただこうということで、さまざまな私たちの取り組みにまつわるものを会場内に展示した。

70年以上前に作られた会社刻印入りの算盤など、歴史にまつわる8点を展示


会社の歴史についてコミュニケーション

コーポレートムービーで過去から未来へ

パーティーの後半パートが今回のメインである「Draw the future」
お取引先様に、今後も私たちと一緒にお仕事をしたいと思っていただくパートだ。
この前半から後半への切り替わりとして準備したのが、今回のために制作したコーポレートムービー
これまでの取り組みと、私たちのビジョンのご紹介を4分にまとめた動画をご披露した。


今までにない新しい未来を描く「書」

そして後半パートの最大の見せ場
西宮の書道アーティスト 井上理白さんによる映像と書道を融合させたパフォーマンスだ。
井上さんは書道をする人が減り続けていることに課題意識を持ち、もっと身近に書道を感じてもらおうと、映像と書道を組み合わせたパフォーマンスをされている。
この姿が、現状に課題意識を持ち、これまでとは異なるやり方をビジネスで表現していきたいという、私たちの姿勢と重なり、今回パフォーマンスをお願いしたのだ。
パーティーでは私たちのビジョンを書くとともに、それを実現していきたい気持ちを「創造」という言葉で表現してもらった。
厳密にいえば書は「write」だが、私には井上さんの作品は全体が絵画のように見え「Draw」という言葉のほうがしっくりきたのだ。
そう、これこそが今回のコンセプトを「Draw the future」にした理由なのである。

映像と書道を融合したパフォーマンス
パフォーマンス後のトークセッション

ビジョンを現実にする力


私たちの想いはどこまでお伝えすることができたのか、不安なところもあるが、なんとか大きな混乱もなくパーティーを終えることができた。
パーティーを盛り上げ、温かい言葉をかけ続けてくれた、出席者のみなさまには本当に感謝しかない。

そして、パーティーの企画から運営までがんばってくれた会社のみんなにも本当に感謝している。実は今回は、ほぼすべて自分たちで会を運営した。外部の方にお願いすればもっとスマートにやれたかもしれないが、社員が一生懸命がんばる姿をお取引先のみなさまに見てもらいたかったからだ。そういう姿こそが「この人たちなら一緒にがんばれる」ということの何よりの証明になるような気がしたからだ。

まだ何も成し遂げられていない。今回のDraw the futureを1つ1つ現実にして行けるようにこれからもがんばります。

パーティーの最後に社員全員ステージに上がって挨拶しました

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