世代間の言葉の溝?
皆さん、こんばんは。Kenji Onoです。
今回は世代間で通じない言葉についてダラダラと書いてみたい。このテーマについて書こうと思ったきっかけは、どこかのニュースサイトで「足が出る」「色を付ける」の意味が通じないとった内容を読んだためだ。ただ、「世代間」とした場合、非常に抽象度が高いため、「私には該当しない」といった方がいると考える。そのような方は、暖かい目で見て頂ければ幸いである。
※goo辞書より
【足が出る】
予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる。隠しごとが現れる。ぼろがでる。
【色を付ける】
物事の扱いに情を加える。値引きしたり、割り増ししたりする。
さて、皆さんは職場や街中などで言葉が通じない(その業界や会社特有の用語を除く)、意味が理解できないといった経験はあるだろうか?筆者はカフェで作業をしていた際、近くに座っていた若者(推定20歳前後)のやり取りが分からなかったことはある。この様な世代間で通じない言葉の原因は何だろうか?言語学者ではないため、切れのある答えは浮かばないが自分なりの考えを3つ書き出してみたい。
時代で変化する言葉の意味
日本語は、時代とともに変化する言語である。身近な例で言えば、古文で習うような言葉を現代で使用する人は極めて稀だろう。言葉の意味は時代によって変化するため、10年、20年程度の差であっても世代間で通じなくなることがあると考える。異なる生活環境
世代によって、生活環境や価値観は異なる。例えば、Z世代などの若い世代は、生まれた頃からインターネットやソーシャルメディア等が存在し、日常的に利用している。他方、年配の世代はそのような経験が少ないため、それらの用語や概念に対して理解が追いつかないことがあると考える。コミュニケーション方法の違い
世代によって、コミュニケーション方法も異なる。例えば、Z世代などの若い世代は、短文や絵文字を多用するなど、簡潔でわかりやすいコミュニケーションを好む傾向があると言われる。一方、年配の世代は、丁寧な言葉遣いや、冗長な説明を好む傾向があると言われる。このようなコミュニケーション方法の違いも、原因のひとつと考える。
これらの想定原因を踏まえると、世代間で通じない言葉の溝を埋めるには、相互に相手の背景を理解し、寛容な心持ちで歩み寄ることが重要と考える。改めて冒頭の「足が出る」「色を付ける」に戻るが、認識齟齬を防ぐ意味も込めて、goo辞書にあるような直接的な物言いが望ましいのかもしれない。
以上、駄文・悪文を許されたし。
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