ピアボーナス
皆さん、こんばんは。ご無沙汰しています。Kenji Onoです。
今回は「ピアボーナス」について少しだけ触れたい。
ここ最近勉強を始めたため、ダラダラと書くだけの知識が無いことが実情なのだ。
さて、皆さんは「ピアボーナス」についてご存知であろうか?
複数の紹介サイトを読むと大体以下の内容と理解する。
【ピアボーナス】
英語のPeer Bonusを訳したものであり、原点は米Googleの制度といわれている。内容としては、従業員同士がお互いに仕事の成果や貢献に対して賞賛したり認めたりするだけでなく、それと共に少額の報酬を送り合う仕組みのことであり「第三の給与」とも呼ばれている。
なお、日本国内(限定?)においては、Unipos株式会社の商標となっているため、ビジネス等での取り扱いには留意されたし。
■ピアボーナスの目的
目先としては、従業員のモチベーション向上だが、その延長線上として企業の業績向上や存在価値向上がある。従来の制度では、新規契約獲得や売上など、業績に直接影響を与えるような成果が評価されてきたが、数字として表れない部分でも企業に貢献しているはずである。この「目に見えない貢献」の評価に利用できるのがピアボーナスとなる。
■ピアボーナスのメリット
チームワークと協力の促進:
チームメンバー同士の相互作用と協力を促進し、プロジェクトの成功に向けたチームの結束を高める効果が期待できる。モチベーションの向上:
自らの成果が評価されることで、従業員のモチベーション向上が期待できる。また、従業員が自らの業務に対して責任感を持ち、成果を出す意欲を高めることも期待できる。透明性とフィードバック:
透明性が高く、従業員同士がお互いを評価し合うことで、フィードバックの文化が醸成され、従業員は自己成長の機会を得ることが期待できる。
■ピアボーナスのデメリット
偏った評価のリスク:
従業員同士がお互いを評価することになるが、その評価が偏ったり公平性に欠けたりする場合、不当な評価や不満が生じるリスクがある。競争や対立の激化:
従業員間の競争を助長し、チーム内での対立や不和を引き起こす可能性がある。特に報酬を得るための競争が過剰になると、チーム全体の効果的な協力が妨げられる場合がある。評価基準の不透明さ:
評価基準が明確でない場合、従業員が自らの評価を理解することが出来ない可能性がある。これにより、不満や不公平感が生じ、組織内の信頼関係が損なわれる場合がある。
上述したメリットとデメリットを考慮した上で、会社にピアボーナスを導入する場合、適切な評価基準や透明性を確保することが重要であると言える。さて、本稿ではこの辺りに止めるが、個人的には興味深い仕組みだと考える。
以上、駄文・悪文を許されたし。
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