鯉の麻酔について-9月の魚病対策-
私が鯉を始めたのが昭和44年ですから、今年で約15年になりますが、当時はまだFA100、MS222などの存在も知るはずもなかったわけです。しかしちょうどその頃、麻酔科の医局で勉強をしていたこともあって、人間に使用するエーテル麻酔使って鯉に麻酔をかけ、治療を行ったりしたものでした。
最近ではもっぱらFA100を使用していますが、エーテル麻酔のほうが、FA100よりも導入、覚醒に時間がかかるようで、興奮期も強いようです。しかし、手術時間が多少長くても麻酔効果は持続します。どちら