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#3食事を変えればパフォーマンスも変わる!~最強のカラダを作る食習慣~
「運動さえしっかりやっていれば大丈夫!」、「とりあえず、食べてりゃ体はつくられる」なんて思っていませんか?もう、「お腹が満たされればいい」という時代ではありません。
実は、どれだけ良いトレーニングをしても、食べるものが不十分では、身体はつくられません。
特に、成長期の子どもやアスリートにとって、食事は「最高の自己投資」です。
今回は、ジュニアアスリートのために食事の何を意識すべきなのかという点を、科学的な知見をもとに解説していきます!
食事のカギを握るのは?
ここで質問! あなたが3食のうち、一番意識しているのはどの食事ですか? そして、その理由は?
実は…
答えは、『朝食が1日のカギを握る』ということです!
ある研究では、健康的な食生活を送るために「朝食」が超重要!という結果が出ています。
特に思春期の青少年ほど朝食を抜く傾向が高いことが分かっています。
そして、朝食を欠食すると1日を通じた総摂取カロリーの不足だけでなく、特定の栄養素が不足しやすいことが報告されています。
朝食を抜くとどうなる?
筋肉の成長が遅れる → 成長ホルモン分泌の低下、回復力の低下
パフォーマンスの低下 → スタミナ不足、判断力低下
総エネルギー低下による怪我のリスク増大 → 体が細い、骨折、疲労骨折
朝食をしっかり摂ると…
l 体重管理がしやすくなる(BMIが安定)
l 栄養バランスが整いやすい
l 集中力や認知機能がアップ!
l イライラしにくく、メンタルも安定
さらに、間食が減ることで、栄養価の低い高カロリー食品を避けられるのもポイント!
つまり、朝食を習慣化すると健康的な食生活がずっと続きやすくなるのです。
でも…
「朝は忙しくて食べる時間がない!」
「準備するのが大変…」
「バタバタしてるから、パンやおにぎりだけで済ませちゃう…」なんてこと、ありませんか?
そういう準備する側の手間からしても、3食の中でも1番栄養が不足しがちなのが「朝食」なんです!
だからこそ朝食を見直すことに意味があり、最強の体づくりの近道になります。
【Point】
3食ともに大事であるが、その中で最も栄養が不足しがちなのは朝食。
つまり、そこを改善するだけで周囲と差をつけれる可能性が高い!
食事と血中濃度の関係
ちょっと専門的な話になりますが、食事は「薬」と同じで血中濃度が大事なのです!
タンパク質を1日1回どこかでドカッと摂っても、その瞬間だけ血中濃度が上がるだけで、持続しません。
よくあるのが…
夜から朝にかけてタンパク質が不足 → 朝食は軽く済ませる → 1日の総エネルギー不足
これ、あなたも心当たりありませんか?
また、このように食事間隔が長くなりすぎると、体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。夜間の絶食時間+朝食欠食により、筋肉分解が進みやすくなるのです!
【Point】
3食バランスよく栄養素を摂取して筋肉の分解を防ごう!
結論:朝食をしっかりとろう!
朝食にバランスよく栄養が摂れるものを入れるだけで、体づくりが変わるかも!
例えば…
・ヨーグルト + ナッツ
・チーズ入りの卵焼き
・ツナおにぎり or 納豆ごはん
・豆乳 + フルーツ
こんな簡単な工夫で、グッと栄養バランスが良くなります!
「朝食に気を使うのは面倒…」と思うかもしれません。
でも、今の食生活が未来の自分の体をつくるのです。プロアスリートの選手が口を揃えて言うことの一つに、もっと栄養面の体づくりをしっかりやっておけばよかったといいます。あとから改善する方がはるかに大変で、しかも急激な体の変化は怪我のリスクも上がります。「体は一朝一夕ではつくられない!」
だからこそ、毎日の小さな積み重ねが「最高の自己投資」 になります。
さあ、今日から「朝食改革」始めてみませんか?
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