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決定権

気付けばもう3月中旬で「2月中にお店オープンできればいいなぁ」なんて言ってた11月頃の目論見は見事に大きく外れてどうやら5月のGW明けに本格始動になりそう。


最近はもう毎日のようにお店になる予定の物件に行ってスタッフと打ち合わせをしたり工事の状況を確認したりしている。

この写真は土地の境界線とやらを掘って探している。
こっからここまでが僕のでここからはお隣さんのとか正直どうでもいいんだけど大人の世界はどうやらそうもいかないようだ。




解体も順調に進んでいていよいよ作り上げていく段階に入っていきそうな感じです。


店づくりをしていて爽快なのは「決定権」があることだ。

何かを決めるにあたって一緒に作り上げる人とコミュニケーションはもちろん取るけど最終的な決定権は自分にある。

やっぱりこれがとても大事だなと思っていて、誰かにメールで報告する必要もないし上司の判断を待つ必要もない。

そのとき自分が嫌なら嫌と言えるし、いいと思えば「いいっすね!」だけで決まる。


もちろんその決定があってるかなんてのはわかんないんだけれど決めるときのスピードは早いに越したことはない。

それなりのリスクもあるけど基本的にリスクがあっても自分の好きを中心に意思決定をしたときの方が自分の今までの人生はいい結果が出ているのでリスクがあっても自分の好きを判断基準にしている。


一緒に働くメンバーにも同様で自分の好きなモノやコトを大事にして欲しい。

だから一緒に働く人に求めるのは「これやっていいですか?」ではなく「これがやりたい!」や「この食材使いたい!」である。

好きが中心にあれば行動するし行動すると失敗したり成功したりして情報が蓄積する。当たり前だけどその経験値が人を前に押し出していくのだと思う。

自分の好きなことをやるフィールドでもあるけど働く人が好きなことに熱中できる場所でもありたいと思うけどきっとそれには限界がくるだろうなと思っている。

最終的な決定権がないからだ。

だから働く人にはずっと働いて欲しいなんて求めないし僕自身も終身雇用なんて目指さない。

これから僕がやることには正解も不正解も沢山あるからそのすべてを全身で感じながら自分自身に蓄積させて自分の未来に活かしてくれたらそれでいい。

集まってくれた人材が素敵な人たちだからこそ今の環境が彼らのジャンプ台になってくれたら最高だ。


とまぁ先のことを想像するのもいいけどその前にちゃんとお前いいジャンプ台作れよ!というのが先ですね。

大丈夫、ちゃんとワクワクできる環境を作ります。

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