猫のトイレは超重要!手抜き掃除はNGです!【猫砂回収にはコツも…】
ども。2021年に愛猫ゲンが亡くなってから丸3年。本日6月16日はゲンの命日ってことで久々に記事投稿でもすっかな?と。
母とゲン、愛する家族二人を立て続けに失ってから、その時間の経過は早くもなし遅くもなし。そしてこの3年間を改めて振り返ってみると…
沈黙は金なり
Few understand this.
👇ゲン購入時。写真はショップのケージに貼ってあったやつ👇
👇我が家に来て間もない頃👇
ゲンにはちょくちょく会ってます
という訳で今回の記事は、ゲンのトイレ事情についてのお話です。
5年位前私は、ゲンがまだ元気一杯だった頃にAmazonで猫の飼い方について書いたKINDLE本を出版しました。(現在は販売していません)
本記事は基本的にそのKINDLE本から抜粋・再編集したものになります。
ゲンは既に亡くなっておりますので表現を過去形にしたりとか…現在進行形ではなく思い出話にしなくてはなりません。
そのKINDLE本にはフードやお水や腎臓関係などいくつかの項目があったのですが、理由があってトイレの項をチョイスしました。
なぜトイレなのかと言いますと、その理由は私が夜眠っている時に見る夢です、夢…ゲンが亡くなってから丸3年、何度となく同じ夢を繰り返し見るのです。
夜、夢の中で眠っている私にやせ細ったゲンが怒ったような唸り声を上げながら近づいて来るのです。
その時夢の中で眠っている私は血相を変えて飛び起きます。
あっ!忘れてた!ゲンがいるのを忘れてた!と私。
しかし何でだろう? 何でゲンがいることを忘れてたんだろう?と困惑しながらも飛び起きた夢の中の私は、ゲンのトイレやエサやり場・水飲み場を確認します。
するとどうでしょう?
トイレの中も外も汚物だらけで、エサ入れも水入れもひっくり返っているではありませんか!
なんかもうね、目を覆いたくなるようなそれはそれは凄惨な光景です。
ウソだろ! 何故だ!
ゲンのトイレやエサやりについては、お世話を始めてからずーっと一貫してかなり気を使っていたはずなんだが…
オレとしたことが…信じられない、あり得ない光景だ!
まずはとにかく全てをキレイにしなきゃ!といつも通りにバッチリの環境に修復する私。
しっかし全くもって許し難いなオレ
ゲンのことを放置してたオレ
飼育放棄してたオレ
と、このあたりで目が覚めます。
夢か…夢だったか…と安堵すると同時に何であんな夢を見たんだろう?
ゲンの生前にあんな凄惨なことなど只の一度も無かったのに…
おそらくですねぇ…
私がゲンの死から月日が経つに連れて、ゲンのことを忘れかけてるのが原因なのだろうと思っています。
何かの記事に書いた覚えがありますが、
母とゲンは普段は天国にいて時々私の心の中に会いに来る。
母とゲンは天国と私の心の中を行き来している。
でも滅多に母は来ないんですよねぇ…来るのはいつもゲン。
おそらくゲンは、母に○ちゃんの様子を見てきて!と命じられて来てるんじゃないかと…母がゲンを使いに出してるんじゃないかと…これなら辻褄が合います。
で、ゲンはオスだったこともあって結構気の強いところがありましたので、ちょっとイジワル…私のことを脅かしてやろう!としたのかも知れませんね。
最近オマエ、俺らのこと忘れてんだろう? なあ?
忘れてんじゃねーよ!的な…
なので決してハッピーな夢ではありません。内容的には悪夢の部類に入るでしょう。でも不思議とイヤな気持ちにはならないんですね、これが。
悪夢でも化け猫でも何でもいい、とにかく会えればそれでいいって感じですかね。
とまあ前置きが長くなりましたが、そんな訳でゲンの命日の記事は猫のトイレについてにしようと思った次第です。
トイレを侮るべからず
私がゲンのお世話をする上で最も重要視していたのがトイレです。
トイレが片付いていない ⇒ そんなトイレには入りたくない ⇒ オシッコを我慢する ⇒ 水を飲むのを控える
オシッコをしたくなってもどうせまた我慢しなくちゃいけないので、水なんて飲みたくないという負のスパイラル。そんなもん腎臓病まっしぐらです。
こんな状況が毎日毎日続いたらそりゃー腎臓や膀胱が悪くなるのも当然です。
もちろん猫を飼う上でエサや水は絶対的な必需品であることは言うまでもありません。無しだとトイレ云々以前に餓死しちゃいますからね。
ただ、そのせいもあってかトイレがおろそかにされる傾向があるような気がしています。
サッカー好きの方ならお分かりになるかと思いますが「エサ・水」がツートップで、2列目のトップ下に「トイレ」というのが一般的な飼い主さんのフォーメーションというイメージが私にはあります。トップ下は司令塔なのでとても重要な役どころではあるんですけどね。
しかし私的には「エサ・水・トイレ」のスリートップ、中でもトイレはセンターフォワードだったりします。
トイレは正真正銘の大黒柱。私はトイレ次第で愛猫の運命が変わると言っても過言ではないと確信していました。
猫のトイレは猫砂派です
近年、一週間取り換え不要なので飼い主さん楽チン!みたいな猫トイレがあるようですが、私は使ったことなどありませんし使いたくもない派でしたね。
そりゃー研究に研究を重ねて開発された商品なのでしょうから衛生面等、全く問題ないのでしょうけど…
アレってナニ? トイレを一週間放置すんの? いいのそういうことで…
猫のトイレって愛猫の体調等を知る上でとても重要な手掛かりになるはずなんだけど…大体飼い主が楽したいとか…気に喰わねーなそういう発想。
分かってますよ、まあ偏見です。
とにかくウチは猫のトイレは猫砂でしたって話です。
猫砂を使ったトイレの片づけについては、始めの頃はただスコップでやみ雲にすくい上げるやり方でしたのであまり上手には片付けられなかったですね。
しかしそれも試行錯誤を繰り返すことで上手に片付けられるようになりました。
トイレ本体について
ゲンのトイレは「リッチェル・コロルF60 フード付き」を使用していました。ゲンの体重はMAX6kg位ありましたのでこのトイレでも少々窮屈そうでしたね。
もっと大きいトイレはないものかとネットで色々と物色しましたが、どれもこれもコロルF60と大差ない大きさで、さらにフード付きとなりますと買い換えるに値するものがなく、残念に思っていた覚えがあります。
コロルF60(幅60cm)を一回り大きくしたF70(幅70cm)でも出してくれたら即買ったと思うのですが…今ならあんのかなぁ?
また、ネットで猫トイレを調べていると自作している方もいらっしゃるんですよね。
中でも、おおこれは!と思ったのはプラスチックの衣装ケースを改造して猫トイレとして使用されている方にはホント感心しましたね。
ちなみにコロルF60は既に販売終了のようで、現行型は「リッチェル ラプレ ネコトイレ 深型60フード付」ってやつみたいです。知らんけど…
猫砂は鉱物系を使っていました
猫砂については、鉱物系のフォーキャットゴールドを使用していました。私が幼少の頃、50年位前は古新聞を使っていたものです。
で、いわゆる猫砂のデビューは35年位前でスーパーDCからですね。
以来、スーパーDC ⇒ スーパーDCアルファ ⇒ スーパーDCゴールド ⇒ フォーキャットゴールドと、新東北化学工業さんの鉱物系の猫砂一筋でした。特に激押しする理由はありませんがそんなに不満がなかったのも事実です。
ちなみにスーパーDCゴールドとフォーキャットゴールドは名前が変わっただけで基本的に同じ物であると理解しています。
不満点を挙げるとすれば、昔は10L入りだったのにリーマンショックの頃だったと記憶していますが、原油価格の上昇で10Lから8Lに減量され、以来、現在においても8Lのままとなっていることですかね?
またフォーキャットゴールドはいわゆる猫砂なので、粒が細かいため粉が舞うのでトイレはフード付きのもの使用することを強くお勧めいたします。
と言うのもフードのお掃除をさぼり、放置しているとフードの内側は当然のこと、なぜかフードの外側も猫砂の粉まみれになっていたりします。
トイレの入り口やスキマから粉ぼこりが外に出て空中に舞ってしまうのでしょう。もしフードなしのトイレを使っていたらと考えるとちょっとビビリますね。
おしっこの固まり具合については、最終的には十分なくらいにちゃんと固まります。固まるまでの所要時間につましては正確に計測したわけではないですが、感覚的には5時間程度は必要かなと感じていました。
また印象として新品開封時はとても固まりが良く、1、2週間経つと固まり具合がイマイチになる気がしましたね。
ひとたび新品を開封したら袋内の猫砂も時間と共に性能が劣化していくのでしょうか? 気のせいかも知れませんが…
ゲンのトイレチェックは厳しい
ゲンはウンチは1日おき、オシッコは概ね1日2回というか10時間プラスマイナス2時間といったところでした。
トイレに入る時間は朝晩と決まっていましたがズバリ何時にトイレに入る等、厳密な時間は決まっていませんでしたのでオシッコがちゃんと固まるタイミングと私が回収出来るタイミングが中々合わなかったりもしましたね。
ゲンのトイレチェックはかなり厳しかったです。具体的にはトイレに上半身を突っ込み、手でサッサッとかるーく猫砂を掻いて回収されたかどうかの確認をしていました。
回収されていない場合は、ジッと立ちつくしてトイレを見つめている時もありましたね。
さっきトイレしたばっかりなのでべつに排泄したくてチェックしている訳ではなかったと思います。
トイレが汚れたまんまって普通に嫌ですよね? 人間でも。猫もそれは同じだと思います。
実際チェックして回収されているのを確認するとそのまま立ち去ります。
きっと安心したのでしょう。よし片付いてるな!ほんじゃ後でしよう!とね。
またゲンの場合、ウンチをした数分後にオシッコをする傾向がありましたのでウンチをしたら即回収するようにしていました。
ちなみにゲンはトイレの底の大半がむき出しになるくらいに猫砂をかき集めてウンチの上に大きな猫砂の山を作っていました。
しかしそうしてしまうと今度はオシッコをするスペースがなくなるので、繰り返しにはなりますがウンチの回収は即時という風に努めていましたね。
ちなみにウンチかオシッコかの判別は狭い家でしたので、猫砂をかく音が全然違いますのですぐに分かりました。
また、植物繊維の豊富なダイエット系フードを混ぜていたからか?ゲンのウンチはいつも立派でした。
ちょっとした人間並みのサイズ感でした。また、乾いた感じのウンチですので回収で難儀することはありませんでしたね。
そう言えばゲンは最後の最後まで一度も下痢になったことはなかったですねぇ…胃腸はとても丈夫だったのかも知れません。
👇ウンチの時の気合いの踏ん張りポーズ👇
猫砂回収、その前に
問題はオシッコの回収でした。さっきも書きましたが猫砂が固まるまでの5時間程度の時間というタイミングが私の都合と合うとは限りません。
私は朝出勤しますので出掛けるチョイ前にオシッコをされたら猫砂が固まるまでの時間は無し。かといって放置して出かけたくはない。
夜は夜で猫砂が固まるのが夜中の場合も少なくありません。夜中の自分の小便のついでにゲンのオシッコのかたまりを回収しても良いのですが、ザッザッと大きな音が出てしまい眠っている母を起こしかねないのでNG。
ですので私はゲンがオシッコをしたら間もなく、固まっていないオシッコの砂山だけを残し、他の部分をきれいに平らにならして済ませていました。
こうしておけばオシッコもウンチもするスペースがまだ残っていますので問題はないかと思います。もちろんトイレサイズによってはスペースが残らないかもしれませんが…
また、オシッコの砂山に更に私が砂をかけてオシッコをした場所はここだよ、と明確化したりもしていました。でもどれだけゲンに伝わっていたかは分かりませんけどね。
とにかくオシッコが固まっていない状態での回収はグチャグチャになって大変です。
オシッコの場合、砂をかける量は少なめですがそれでもそのまま放置するのは気が引けます。
そんな訳で下の写真の感じでとりあえず勘弁してもらってました。一応排泄スペースは残っているかなと…
👇オシッコをした直後です👇
👇回収出来ない時はこんな感じにして勘弁してもらってました👇
オシッコの猫砂回収のコツ
固まったオシッコの回収には一応自分なりにコツ的なものがありました。
具体的には、当たり前ですがスコップは細かい砂用のものを使用します。ちゃんと猫砂にマッチしたスコップを使いましょう。
そしてオシッコのかたまりの全貌を確認したら、スコップを45度くらいに傾けて、まるでトイレの底を削るくらいの気持ちで、まさに根こそぎ猫砂を一気にすくい上げてビニール袋に捨てます。
この時、きれいな猫砂をゆすって振るい落とそうとしてはいけません。
猫砂がもったいないですがケチケチしないで捨ててしまいます。事前にオシッコ周りの砂をどけていれば、そんなに猫砂が無駄になることはないかと思います。
なぜふるい落とさないようにするかと言うと、猫砂を使用している方なら理解して頂けるかと思いますが、固まりきれていない猫砂がスコップの長穴にベットリと嵌まって除去するのが大変だからです。
もちろん気をつけていてもスコップの穴に残ってしまうことはしょっちゅうです。そんな時は爪楊枝でこすって除去していました。
もう少しスコップの長穴がない先端部分が、あと2cmほど長ければ固まりきれていない猫砂が長穴にはまらなくて済みそうなので残念です。
長穴にはまらなければティッシュで先端を拭きとるだけで済みますからね。
スコップ先端部は長穴から1.3cm位ですね。あと2cmくらい長ければ私的にありがたかったです。
どっちみち私はトイレの片づけが終わったら、古新聞の古紙回収のおまけで貰ったトイレットペーパーで水拭き&空拭きをしていましたので。
👇先端があと2cmくらい長ければ良かったなぁと…👇
固まった猫砂がバラバラになるぞ問題
固まったはずの猫砂がバラバラになってしまう話をよく聞きます。想像ですがそれは単に回収する時間が早すぎる、もしくはすくい方に問題があるのではないかと思っています。
すくい方については、おそらく猫砂のかたまり自体にスコップが突き刺さっているためにバラバラになってしまうのでは?と想像しています。
猫砂のかたまりをすくい上げる際は、ちゃんとかたまりの下から、プラスチックの底からえぐるようにすくい上げればそうそうバラバラにはならないと思いますよ?
……べつに回収のコツと言うほどのものじゃなかったですね。
あとがき
まあとにかくゲンがトイレを気兼ねなく、したい時にいつでもできる、そんなトイレ環境をと気を付けていた頃をとても懐かしく思います。
とはいえ一番良いのはやはり、もう一つトイレを用意することですね。あいにく我が家ではそのスペースの確保は難しく実現できなかったですが…
あと愛猫のオシッコやウンチは、回数・量・形状等から体調やメンタルを知らせてくれるとても貴重な情報源ですので、愛猫のトイレには十分に注意を払い、観察したり傾向などをキャッチして下さい。
上の方に書いたようにトイレはサッカーで言えば、私的にセンターフォワードなんでね。
フードの新商品やハイテクな自動給水器に興味がそそられるのは理解出来ますが、どうかトイレを疎かにしないで下さい!
トイレの片付けが面倒くさい・汚らしいとかの類は私的に、飼い主 即失格スペシャル!です。
それでは皆様の愛猫が快適なトイレライフを送り、いつまでも健康で長生き出来ることを陰ながら祈っております。
以上、猫のトイレは超重要!手抜き掃除はNGです!【猫砂回収にはコツも…】でした。ありがとうございました。