プロジェクト第2弾!
またしても久々の投稿になってしまいました。今回はプロジェクトの第2弾のお知らせをさせていただきます。
週刊ポストの連載「プーチンと習近平 世界でもっとも危険なふたり」の連載が終わりました。おかげさまで各方面から好評をいただき安堵しております。プーチンと習近平のパーソナルに焦点を当ててプロファイリングを進め、ロシアによるウクライナ侵攻について分析を進めました。以下のサイトから無料でご覧いただけます。
このほど新刊「帝国主義の逆襲 ロシア・ウクライナ戦争で激化する米中対立(仮)」を幻冬舎新書から出版することになりました。2020年1月に幻冬舎大学で連続講座「米中激突 どうなる『新冷戦』」を開講しました。コロナ禍で途中からオンラインになってしまいましたが、計6回延べ320人の方にご参加いただきました。毎回にゲストに国際政治の専門家の方々をお招きし、講演後には「スナック峯村」という飲み会も設け、突っ込んだ意見交換をさせていただきました。この時、ゲスト講師の方々と解説した事象が、2年たった今、次々と現実世界で起こっています。さらにロシアによるウクライナ侵攻によって、国際秩序は混乱を極めています。大学を取り仕切っていただいた幻冬舎の小木田順子さんにお声がけいただき、改めて先生方と議論をして書籍化しようということになりました。
幻冬舎大学で経済安全保障や宇宙政策に解説いただいた鈴木一人・東大教授とは、ロシア・ウクライナ戦争を巡る欧米諸国による経済制裁の効果や限界のほか、米中対立の主戦場となっている先端技術開発や経済安保についてお話をいただきました。ハーバード大学の同僚で航空教育集団司令官を務めた小野田治空将には、台湾有事やウクライナ戦争の戦況分析をしていただきました。ハドソン研究所の村野将研究員には、バイデン政権の安保政策の課題や対中政策について解説をいただきました。
ロシア・ウクライナ戦争を受け、ロシアの軍事戦略に精通している小泉悠・東大専任講師にも参戦していただき、ウクライナ戦争から中露関係について語っていただきました。議論が終わらず、居酒屋に場所を移してビールを片手に7時間近い激論をさせていただきました。そして締めくくりとして、英国で研究をしている細谷雄一・慶応大教授に欧州の現状や歴史から見たウクライナ戦争の位置づけについてご解説をいただきました。いずれも興味深いお話ばかりだったので、ボリュームはかなりありますが、極力掲載させていただいております。
こうした各地域や分野のお話から、長期化するウクライナ戦争後の国際秩序を読み解きました。タイトルの「帝国主義の逆襲」も、その結論から導き出されたものです。出版は9月28日の予定で、すでに予約注文いただけます。是非多くの方々に御覧いただければ幸いです。
【プーチンと習近平 世界でもっとも危険なふたり】