がっかり通信vol.22

疑問に思ったことはどのように解決していますか。
結果はともあれその疑問が解決できないことでも解決できるように努力するというのが大半の意見だと思います。
もしくはその疑問に出くわさなければ当然疑問に思わないことも世の中には多々あるでしょう。
もしくは疑問という壁に出くわしても諦めという選択もあるでしょう。

実は前回のお客さまに続きがあるんです。
結局、お客さまにご来局いただき再発行をすることになりました。
お客さまは委任状を手にご来店しました。数えると7回ほどご来店されています。
でも誰もヘルプしません。お客さまには申し訳ないですが勝手にやらせています。

全ての手続きが終わったのかお客さまがお帰りになります。心の広い方、というより呆れて何も言えず帰っていった感です。
まず、ここまできてお客さまがいる間に書類の検査を回さないことは彼の自信の裏返しなのでしょうか。

結果、夕方に書類が検査に回ってきて検査をすると社員記入欄に空欄があり指摘というか疑問を投げかけます。
私は昔のことばかり覚えていて新しいことはなかなか覚えられない年代に片足、いや両足突っ込んでいますので
ダメだという断定的な言い方ではなくこれでいいのと疑問形で聞きます。
「これって空欄でいいの」
「あっ、大丈夫です。」
大丈夫だと思いますではありません。大丈夫だと言い切りました。
「この部分も?」
「はい。それも大丈夫です。」
言い切りました。
となるとこっちが自ら調べなくなります。そこがいけなかった。

後日、サービスセンターから電話があり彼女が対応して事なきを得ました。
間違った手続きをした。まだそれは良いんです。彼女から私への報告でこの箇所は記入するということを知りました。
もちろん彼が自信満々で不要と言ったことも彼女に伝えました。
ただ気になるのは彼がそこで自信をもって記入はいりませんと言った後にでも不安にならなかったのか。疑問に感じなかったのかというところです。
念のため調べておこうと思わなかったのか。
それともどこかに空欄でいいと記載があったのでしょうか。ここに書いてありましたと反論する性格でもないし、
仮にサービスセンターに問合せした回答だったとしても「言ってることが違うじゃねーか」とあえて電話するタイプでもない。
「あぁ、そうでしたか。」で終わりでした。いや、終わらせるわけにはいきません。
彼には私が聞いた時に疑問に思わなかったのか。念のため調べようと思わなかったのか問いました。
「思いませんでした」の一言でした。

冒頭に書いたとおり疑問に思わなかったという、逆に言ってしまえば興味がないということでしょう。
この疑問を避けて通ることでもありませんでした。

そりゃ、周りが彼(自分)のことを何と思っているかなんてこれっぽっちも疑問になんか思わないでしょう。
ほんとがっかりです。

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