がっかり通信vol.21
先日、とある請求がありました。
以前契約で戸惑ったアレです。リーグ優勝・日本一のアレではありません。
実際は別のやり方で契約したようでした。
彼は「あっ、○○さまだ」と軽快なトーンで外を見ています。
アレのお客さまのことでした。実はお客さまは先日、私が説明したあと「彼は仕事が遅いね」とつぶやいてご帰宅いただいたのですが、
彼は自分が担当だと思っているのかすでに処理が終わっていてこの手続きしにきたのかという自信と安心からか率先してお出迎えします。
信用されていないのに。
お客さまからは別の手続きをする予定だったはずが苦情をもらっています。
どうやらいつまでたっても別の手続きの書類が届かないとのこと。
確かに二週間は経ったでしょう。
何度もご来社いただいているお客さまなので間違ったご案内はNGです。
別部署のサービスセンターに電話をしています。郵便で配達はしているそうです。そしてお客さまにご案内。
いつもと違って軽快です。そりゃそうです。自分の手から離れているのですから。
聞き耳を立ててみると「コールセンターに電話して再発行できるようです。」とのこと。
ムムムっ、怪しすぎます。いままでどんな手続きもコールセンターが動いてくれたことなんて一切ありません。
でも本人が聞いたばかりだし若干の疑いは残りますがそのままいうことを聞くことにしました。
彼女は私に「そんなんことあります?」と私以上に疑いを持っています。
後日「コールセンターに電話がつながらないよ」というお客さまからの電話に
「こちらからは何もしようがないのでかけ続けてください」と強気な対応。
数日後お客さまから「つながったけど近くの営業所で手続きしてくれって言われたよ」と。
そこで焦りだす彼。自分の手元に戻ってきました。終始見ていた私には「やっぱりね」のこの一言だけでした。
彼は改めてサービスセンターに電話をします。こちらも改めて聞き耳を立てます。
サービスセンターの方は営業所にお越しいただいて再発行の手続きをしてくださいと言ったようでそのまま電話を切ります。
私が聞いていたのを察してか「営業所で手続きするようです。」と言ってきました。
私は憤っています。普段は「そうなんだ。何かの手続きと勘違いされたのかね」とくらいの返事をするのですが、
「なぜ前回コールセンターを案内されたことを言わないのか。そもそもあなたはコールセンターでやってくれるという回答に疑問を持たなかったのか」と問いました。
「そこまで気にしませんでした。」と二つの質問に1回答でした。
結局お客さまのことを優先するのではなく、保身を最優先した結果です。まだ自分の責任を感じているなら納得できます。
彼の中では誤って教えた別部署のせい、配達しているのになくしてしまったお客さまのせいなんです。
ほんとがっかりです。
どれだけ省エネして今まで生きてきたのでしょう。
必要最低限のエネルギーで生きてきたに違いありません。
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