見出し画像

2週間で国内4都市を出張したビジネスパーソンの生活と出張メシ 〜出張は旅行ではない、戦いだ〜 【後編】

前編からの続きです。

本編の前に出張と旅行の違いについて考えてみたいと思います。

まず、出張ではなかなか出来ないこととしては以下の通り。

・地元のローカルスーパー巡り
・純粋な観光地巡り
・ホテルでゆっくり過ごす

これは業種によっても大きく異なりますが、私の場合、日中は打ち合わせや現地視察などで、夜も会食や懇親の場を持つことが多く、夜にフラッと観光に行ったりローカルスーパーに行ったりということはありません。

当然出張中も通常の仕事対応がありますので、メールや電話の応対や、稟議書の承認や、メンバーの勤怠管理なども当たり前のように行う必要があります。

イメージ画像(ChatGPTで作成)

朝ホテルのベッドで起きて「あれ?ここはどこ?あぁ、出張中だったな」となりながらも日々ベストパフォーマンスを発揮していく必要がありますので、ビジネスパーソンはやりがいがありますよね。

出張は旅行とは違い、まさに戦いなのです。

私は以前の記事の通り、海外出張にも頻繁に行っておりました。

体調維持はとても大切です。

出張中は会食も多く、ジムにも行けないので、出張先で朝ランすることもあります。心身共にリフレッシュできます。

海を見ながら新しく訪れた土地でのランニングは気持ちがリフレッシュされる。

一方で溜まった疲れにはビタミン剤などをうまく活用すると良いですね。寝る前に飲むと寝起きもバッチリです。

実は学生の頃、大手ドラッグストアでバイトをしていて、薬には少し詳しく、私自身も当時からビタミン剤は結構使い分けて服用していました。

そんな私がここ数年活用しているのがこちら。(全くまわし者ではありません。)

キューピーコーワシリーズにも色々ありますが、このキューピーコーワゴールドαプレミアムが身体全体の様々な疲れに効くような気がして、目覚めスッキリです。(本当に関係者ではありません!)

↓寝る前に飲むと、寝起きが全く違う!

ビタミン剤(基礎体力、寝起き、肌荒れ)、お酒系(ヘパリーゼなど、肝臓に良い)、胃薬系(太田胃酸、キャベジンなど、スッキリする)などをうまく使い分けて、毎日最高な状態をキープしましょう。

実際に今回の出張でも…。

ヘパリーゼと液キャベの合わせ技。
ヘパリーゼの1番良いやつ!(コンビニであったうちの)

さて、お待たせしました。いよいよ後編です。

月曜  午前 東京、午後 名古屋、夜帰宅
火曜  終日 東京
水曜  終日 東京
木曜  朝から静岡、焼津で会食の後、宿泊
金曜  静岡県内で他社訪問し、夜帰宅

土曜  休み(都内に終日外出)
日曜  休み(江の島に終日外出)
 ↑前編
 ↓後編
月曜  朝から札幌、すすきので会食の後、宿泊
火曜  北海道内を周り、夜に福岡入りし、会食の後、宿泊

水曜  福岡でミーティング、夜帰宅
木曜  終日 東京で全国会議、夕方に抜け出し、他社との重めの会議の後、会食
金曜  ほぼ終日、他社を集めてのイベント、夜は立食パーティ

今回のスケジュール(ざっくり)
太字が出張の部分

1.北海道は丼が正解、海鮮丼と豚丼は見た目以上

(1)大人気、映える海鮮丼

約1年ぶりの北海道。

2日目の朝。結構な雪!
札幌駅も周辺が真っ白になるほど。

初日は5℃くらいあったのでそこまで寒くはなかったのですが、2日目は最高気温が0℃前後で、札幌は雪も降っていたので寒かったです。

1日目の夜。日中はそんなに寒くなかったけど、雪が降りだしてきました。
どんどん降り積もる雪。

その札幌では見た目も味も料金も素晴らしいシハチ鮮魚店の海鮮丼をいただきました。

トロにニシンに帆立に…!

すすきのの狸小路にあるこちらのお店。近くには、海鮮丼が3,000円~5,000円くらいと、インバウンド価格のお店も少ない中、こちらでは1,000円くらいからとても美味しい海鮮丼をいただくことができます。

テーブルとカウンター。

こちらは1番人気の11種海鮮丼。税抜1,690円は破格ではないでしょうか?

小さく見えますが、ご飯もしっかり入っていて、男性でも満足な量。

見た目はどれもキレイなので、女性のグループや、外国人観光客など、若い人の姿が目立ちます。

見覚えのある方、ありがとうございます!
そうです。実は昨年(2024年)にも来ております!


(2)一度食べるべき豚丼は高級な味

十勝名物豚丼を初めて食べたのは、一昨年の秋。それまでは、

「豚丼?焼いた豚をご飯に載せたやつでしょ?大体味も想像つくなぁ。」

なんて思っていました。食べたこともないくせに。いや、本当に。

そして一昨年、帯広を訪れた際に初めて食べて、思わずゆっくりと頭を下げました。

「十勝の皆さん、すみませんでした。」

豚丼とは、厚めの豚肉を炭火で焼いて、うなぎの蒲焼のような濃厚なタレをかけた丼。味はまさにうなぎの蒲焼のようで、さらに豚肉の脂の甘さが加わり、また別の味わいが口いっぱいに広がります。

白米がどんどん身体に「吸収」されるが如く、なくなっていきますので、ご飯の量は大盛をオススメします。

前置きが長くなりましたが、今回は新千歳空港から車で行ける距離にある、帯広発祥のお店でいただきました。

これが豚丼!

豚のロースとバラが両方入っている豚ざんまいという丼。ロースで赤み部分を中心としたしっかりとした味を、バラで脂の味を主に楽しむことが出来て、とても美味しかったです。

山わさびもトッピングしました。まるで北海道の雪のようなフワッフワな山わさびは、豚の脂と絡むと嫌な辛さがなくなり、溌剌とした味だけが残るのでとても良い組み合わせです。

こう書かれては頼まないわけにはいかない。
このふわふわしたものか山わさび。

この豚丼、まだ食べたことがない方は是非食べてみてください!

さて、宿泊先についても触れたいと思います。

今回の北海道ではコンドミニアムタイプのホテルに宿泊しました。洗濯機も付いているし、お風呂、トイレ別で快適です。

1人で、しかも寝るだけにはもったいない広さ。
お風呂も広くて快適。

2泊以上の出張時には帰宅後の洗濯物を少なくできるので、オススメです。今回はすすきのということで、夜も遅かったので洗濯はしていませんが…。

キッチンの後ろに洗面所、洗濯機、お風呂。
洗濯機。

さぁ、厳寒の北海道から福岡に向けて出発です!

新千歳空港はお店も多くてワクワクします。
さぁ、搭乗!
今度来る時は春かな?
さよなら北海道!


2.美味しいものの宝庫、福岡のランチ&ディナー

(1)水炊きは北海道で冷えた心も体も温める

北海道の新千歳空港から福岡空港まで約3時間。もはや海外旅行並みの飛行時間。
搭乗時の出発時間は10分遅れでしたが、偏西風がそれほど強くないらしく、予定時刻の10分前くらいに到着しました。

段々降下を始める。
福岡市街地が見えてきました。

既に日が暮れて、夜の帳が下り始めた福岡の繁華街・中洲。

この日いただいたのは水炊きです。

このビジュアルがまた食欲をそそります。

私は元々スープだけ延々と飲み続けたいほど、白濁したスープが特徴の水炊きが大好き。自宅にも取り寄せしたりもしています。

この日も濃厚な鶏のスープや、鶏肉、つみれがとても美味しく、北海道で冷えた身体を温めてくれました。おかげで風邪知らず!

大きなつくねを、店員さんがスプーンでクルクルと一口大にしてくれます。
スープだけまず味見。

博多は人気店が沢山ありますので、色々食べ比べてみたいですね。


(2)博多ラーメンの奥深さ

ランチでいただいたのは、中洲エリアにありながらラーメンが格安という「博多ラーメンはかたや」。

なんとラーメン一杯290円!

こちらがはかたや。

今回私はとり天定食という、ラーメン、ご飯、とり天のセットを頼んだのですが、こちらも580円と破格。

こちらがとり天定食。煮卵トッピング。

注文する前は「安かろう、悪かろうだったらどうしよう」と思ってドキドキしていました。
安いしラーメン(のスープ)が薄かったら嫌だなと思いながら一口スープをいただきます。

あ、美味しい!味もしっかりしている!(もちろん薄くない!)

290円とは思えない、美味しいラーメンでした。疑ってごめんなさい。

とり天はジューシーだし、ご飯も美味しい。この土地でこの価格で提供される、企業努力と意気込みに頭が下がります。


(3)博多の大衆酒場はなんでも美味しい

博多酒場で定番なのは酢もつと胡麻カンパチ。胡麻サバはある所とない所がありますね。

こちらの記事でも紹介した酒処あかりではおでんや小鉢など大衆酒場の定番の他、お通しが酢もつで、胡麻カンパチがオンメニューと、博多ならではのものも楽しめます。

酒処あかりの胡麻カンパチ。

冬のこの時期、日本酒をおでんの出汁で割った出汁割りが美味しいですよね。

出汁割り!身体の芯から温まる。

ちなみに今回福岡で泊まったのも、北海道同様にコンドミニアムタイプ。テーブルもあるので、朝食も食べやすいし、パソコンでの仕事ももやりやすい。

今回の部屋。定宿。時にはもっと広い部屋の場合も。

福岡では洗濯もしました。

ホテルは乾燥するので、洗濯して濡れた服を干しておくと、朝には乾くし、部屋の乾燥対策にもなります。

洗剤もちゃんとついています。

北海道から九州まで飛んだ出張もいよいよおしまい。帰りは福岡空港でコーヒーを飲んで酔いを醒ましつつ、東京へのフライトで帰ります。

青汁とカフェラテで酔いを醒まします。
羽田からはバスで。翌日は全国会議だから早く寝よう。

さて、この2週間のリアルな出張生活&出張メシは以上です。載せていない食事もありますが、またどこか別の記事でご紹介出来ればと思います。

ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!

さぁ、明日からまた新たな旅へ…!
(雪は大丈夫かな?)

いいなと思ったら応援しよう!

Kenji @ソムリエ資格を持つ会社員・会食幹事デザイナー
よろしければサポートもお願いします!サポートは取材や記事作成費用に使わせて頂きます。