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外食産業でもデータが事業の成功要因となる

都内を中心にサラダを販売されているのは知っていましたが、決済データを軸に事業を展開されているのは驚きです。
サラダは主でありながらも、テクノロジーとデザインも駆使しながら低収益率な外食産業のPL構成を劇的に変える取り組みは非常に参考になります。
いわゆる外食産業でありながらデータドリブンでSaaS事業を展開する企業が更に増えそうですね。

記事の一部抜粋とメモ

そこで、給料日だから何を食べてもいいという時、焼き肉やお寿司ではなく『CRISPのサラダを食べたい』と思ってもらえるようなサラダのブランドを作りたいと考えたのです。
→世の中の常識=ホワイトスペースと捉える
「私は、飲食店の唯一の競争優位性は『顧客体験』だと思っているんです。飲食店にはおいしい料理などの『商品力』、内装や業態などの『業態力』、そして『接客力』の3要素があるといわれています。
→やはり業界内におけるKSF(=成功要因)を特定することは大切。その中で自社の強みは何か?参入障壁をいかにして構築するか?
僕は『スモールグッドシング』と呼ぶのですが、ちょっとした心の交流やちょっとだけ気分がいいというような価値こそが、飲食店が提供する本質的な価値だと思っています。
→「ちょっとした」所が心地良いさを醸成する?スタバに近い感覚。
「我々にとって理想のお客様というのは、すでにCRISPアプリで過去に50回以上注文し、かつCRISP REPLENISHも使ってくれた方ですね。このお客様のCRISP REPLENISH利用状況は、ほぼ毎週続けるか1週くらいスキップしてまた戻ってくるという感じで、ARPUの平均は現在2万6000円くらいです。つまり、コアなお客様でも1万円程度だったARPUが、サブスクリプションの導入で一気に3倍になったわけです」
→自社にとってのコアユーザーとは?ユーザーが購入に至るまでのストーリーを語ることが出来るか?その理想像と現実を比較してGAPを埋める。

外部から資金調達も果たされたんですね。サラダとタンパク質好きな私としては、今後の更なる成長を期待したいです。アプリもダウンロードして実際にお店に行ってみます。代表の宮野さん、応援しています。


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