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西田文郎さんの『No.2理論』を読んでみた。

どうも!気まましゃちょーのまつです!
今回は、ビジネス本の要約です!

今回、読んだビジネス本は西田文郎さんの『No.2理論』です。


この本はある友人のバイブル本ということでいつかは読もうと思ってた作品の一つ。
その時がきたみたい♪♪

冒頭『優秀なナンバー1がいるのに潰れた会社はゴマンとあるが、優秀なナンバー2がいるのに潰れた会社はほとんどない』という言葉からはじまる。

この言葉の本質とはなんなのか?そして意味とは、本書を読む中できっと答えが出てくるのだと思う。

本書がナンバー2にスポットを当てた理由として、大きな理由の一つが優秀なナンバー2は会社を大きくするということが書かれており、従業員の模範になり自分たちにもなれる存在だと潜在意識の中で刷り込む必要があるのかもしれない。
となると社長ではできないことだ。なぜなら社長は自分の夢や目標を達成するための手段として会社をつくり、チームをつくり、行動する。

一番熱量があり、一番エネルギーがあり、一番行動できて当然だという潜在意識が既にあるからこそ社長が模範になることもできないし、なってはいけない様に感じる。

そもそもナンバー1とナンバー2の違いとはなにか?
それは『ナンバー1は集団に「方向性を与える役割」、ナンバー2は「その方向へ進むようにメンバーをまとめ、組織していく役割 」』
だからこそ、ナンバー1が一つのことを伝えたらナンバー2は10くみ取って行動しなければならない!と言われているけど、俺は逆だと思っていて・・・10くらいくみ取らなきゃ行動に移せないし、実現できない。

それくらいできないとナンバー1は前だけを見て進んでいけない。
本書にも書かれているようにナンバー1と2は夫婦関係に近く向き合っていてはいけないと改めて感じる。同じ方向というかお互いに背中を任せられるような存在でなければならない。

それを能力(スキル)をわかりやすく説明しているのが「カッツ理論」である。
ガッツ理論とは現状のポジションによってどのスキルが必要なのかをわかりやすく解説しているものであり、本書にも説明されているが

①トップマネジメント:コンセプチャルスキル
②ミドルマネジメント:ヒューマンスキル
③ロアーマネジメント:テクニカルスキル

簡単に説明すると、コンセプチャルスキルとは問題や状況を論理的に捉え、その本質を見抜く能力。
ヒューマンスキルスキルは対人関係能力であり、目的を実現する過程で、対人関係を有利に導くために必要な能力。
そしてテクニカルスキルとは実践経験である。現場で対応できる能力。

もっと詳しく知りたい人は個別に連絡もらえればお伝えするよ!(なんて偉そうなこと言ってみたりしてw)

当然、ナンバー2が必要な能力はヒューマンスキルであり、トップダウン・ボトムアップが重要な役目を果たし、組織を目的地へスムーズに進めることができる。
ナンバー2になるための心構えとして本書の中で7つ説明されており、
①会社に2つの考えはいらない。トップの考えを徹底的に理解する。
②自分の美学ではなく男の美学を持て。
③ナンバー1に心底惚れろ!
④惚れるか、尊敬するか、好きになるか、形だけでも立てろ
⑤愚直であれ
⑥大いなるイエスマンであれ
⑦トップにヒントを与えて、積極的に助ける黒子になれ

じゃあ、そんなナンバー2とは?
そしてナンバー1はどうナンバー2を見つけるのか?
そしてどんな人が向いているのかが本書にまとめられている。

ナンバー2として選ばないほうがいい人種
●利口ぶっている人
●要領の良すぎる人
●自分勝手なベテラン
●法令遵守の精神に欠ける人
●自分を大きく見せようとする人

ナンバー2として選ぶポイント
●得意分野が異なる
●几帳面な人
●ヒューマンスキルの高い人
とはいえ、こういうポイントよりも自分にあうかどうかが重要であり、ナンバー2としての優秀さも本書には書かれているのでぜひ確認してほしい。

そして本書を読んだうえで感じることとは、ナンバー2は一番つらいポジションにも関わらず日の目を浴びることがほとんどないということである。
だからこそ、重要性も認知されないし、なりたいと思う人も少ない。
逆に言えば、ナンバー2になることができれば・・・ナンバー2の能力を身につけることができれば世の中からはかなり評価されるのではないだろうか。

俺も昔、色々なことにチャレンジしては失敗してきてし、その都度、自分が悪いって思っていた。
でももしかしたら俺に足りなかったのはナンバー2という存在であり、ナンバー2を育てようと思わなかったことなのかもしれない。

そしてその経験を得て、今はナンバー2として行動することも増えてきた。コレに対して良し悪しはないし、ナンバー2をずっとやっていきたいという想いも正直ない。
これはワガママかもしれないけど、ナンバー2でいる方が楽でいられる気もする反面、熱量が不足することもある。

とはいえ、本物のナンバー1はナンバー2の仕事を理解しているし、ナンバー2のしごとをこなすことかできるような気がする。
だからこそ、ナンバー2を尊敬できるし、信頼することができるのかもしれない。
でも逆にナンバー2の仕事ができるからナンバー1になれる訳でもないことは分かるだろうか?
ナンバー1とは、ある種、天性的な能力が必要なのかもしれない。



最後まで読んでいただいてありがとーござい「まつ」。

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でわでわ!まつでした。またね。

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