工場見学は一石三鳥
工場見学は、楽しいし、勉強になるし、参考になる
という話です。
今日は、小学5年の長女と一緒に2人で
グリコの千葉工場に見学に行きました。
アイス工場でした。
ここではおなじみのパピコと
自動販売機専用アイス「セブンティーン」
を主に作っていました。
【おススメ】
ムスメは社会の課題のために
はじめて工場見学しましたが、
一緒に回ったほかの方は明らかに
休日の遊びとしてきていました。
それこそおばあちゃんもいらしてましたし。
こういう日常用品の工場見学だと
家族みんなが楽しめますよね。
近くの旅行代わりに来る楽しさがあるなと。
また子供がこれで企業を身近に感じてくれたり
教科としての社会を好きになってくれたら
親としてもうれしいですよね?
働く大人として、
仕事の参考になることもあると思います。
一石三鳥!
ムスメも好奇心が満たされたようで、
今度は味の素の工場に行く!と
さっそく意気込んでました。
【感動したこと】
①親子に対して徹底的に愛想がよく丁寧
・お菓子=子供が大スキなものじゃないですか?
だから、やっぱり働いている方の子供に対する
接し方とかがプロフェッショナルなんです。
大事にしてます、って感じ。
素晴らしい社員教育だな、と感じました。
工場の中を案内してくれるお姉さんは
丁寧ながらも笑顔で、親しみやすい
ディズニーランドでいえば、
レストランにいる
キャストさんみたいでした。
子供が飽きないようにクイズをしたり、
クイズに外れた場合、悲しまないように
うま~~くフォローしたり。
(衣装とかは着てないです)
工場入口で駐車場から、
集合場所について
案内してくれた守衛さんまで、
子供に対して超丁寧で優しかったんです。
子供たちは、小さい頃はお菓子で
グリコを知り、
子供のころのいい記憶をもって、
大人になったら、今度は、
就職試験とか受ける。
で親になったらまた子供にお菓子を
買ってあげて、工場見学して~~
(以降繰り返し)
そういうことがきちんとわかっているんだな、
と感心しました。
② 時代の変化に対応した安心を提供
長い歴史のある一流企業なら
どこも当然なのかもしれませんが、
やっぱりいろんな時代を経て
(戦後、経済成長期、バブル期、2000年代、最近)
社会変化とともに消費者の好みも
変わってるので、生き残るために
本当にうまく順応してきたんだな、と。
グリコができたのは1922年で
「子供が大好きなお菓子で笑顔と健康を守る」
みたいな感じで始まり、
今は、高齢化社会だから
本当の意味での健康志向が主流。
好みもそれぞれバラバラ。
だから、多くの消費者が
「砂糖は血糖値が上がりすぎる
=健康にもよくない、と思っている中、
「血糖値があがりずらく
集中力が上がるチョコ」とか
「睡眠の質があるチョコ」など
健康にいいチョコを出している。
一方、健康大事だけど、ヘルシー系お菓子って
あんまりおいしくないことが多いのも
わかっているから
健康でおしゃれだけど、純粋に
”おいしさを一番アピールする”
健康飲料がありました。
③ 商品づくりの細やかさ
日本のお菓子(外食)はレベル高い!って
よく言いますけど、やっぱりこれは
日本人の味や安心を追求する姿勢から
来る気がします。
パピコでいえば
砂糖、牛乳、油など混ぜて
アイスクリームとして冷やす前の工程で
エージングというのがあります。
これはアイスの食感をフワっとさせるための
大事な工程らしいのですが、
その施設は特にこだわりがある感じが
伝わってきました。
自分で、感動したこと①②③を
書いておもったんですけど
やっぱりこういう製造業って、
スタッフの方々が、
自分の会社が出している
商品や文化に愛着がないと
いいモノ、いい接客ってできないな、と。
我々に説明するスタッフさんは、
自分たちの商品を説明して、
来てくれているみんなの笑顔をみて
さらに誇りが増していくんでしょうね。
きちんと品質にこだわりを
こういう形で広報していく姿は
自社でも見習う必要があるな、と感じました。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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