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話すときは言葉の聞こえ方を大事に

話す内容も大事だけど「ことばの聞こえ方」を大事にしようという話です

今日は、特に家族との会話で
ちゃんとしないとな、と勉強中の
話し方について書きます。

今日は、こちらの本をベースに書きます。
「ひらがな」で話す技術/西任暁子

この本は、ビジネスで人前で話して
伝わる方法について
書かれている本ですが、
家族内の会話でも応用できる本です。

※人前で話す場合と通常の会話でも
使える共通の心がけに関して書いています。

通常の会話で、よく言われるテクニックは
省略していますのであらかじめご了承ください。

例:あいづちを打つ、
  少し大きめなリアクションで
  相手を褒めるなど

【西任暁子さんとは?】

フリーのラジオDJとして活躍し
今は、さらにいろいろな活動をされている方です。

スピーチなどをされる機会の多い
社長さん、司会者の方を教える
先生的立場のようです。

【読むきっかけ】

わたしは以前も一部話題にしたのですが、
夫婦間の会話で、冷たいトーンで
言葉を発して嫌がられたり

長女には、なにかでアドバイスをする時に
アツくなって ”ああでこうで” と興奮気味に話すと、
反応が薄く「あんまり理解されてないかな?」
と思うことが多々あったからです。

【長女との会話例】

小学5年生のムスメとは
大人と同じように会話をします。

たとえば何かアドバイスや
説得をする時に、
論理的に、かつアツい感じで、
話しちゃうことがあります
(ウザいですね)

よく言う

最初に結論を伝えて、
理由は3つあって、

みたいな「話の構造化」みたいなのは
それなりにできているかもしれないんですが、

アツい感じで「間」がなく、
相手が圧倒されて、
言い返せなくなっちゃったり、
長くて飽きちゃう(笑)みたいな反応を
されてしまいます。

(で、説得したつもりのわたしは
いい終わった後に ”悦に入ってる” )

あらためて書いてみると
こんなオヤジ最悪ですね。

むすめ;
「バレエ一生懸命やってるけど、
どうしたらもっとうまくなるかな?
なかなか結果がでなくて」

わたし:
「結局、うまくなるためには、
才能のせいにせずに
まずは努力するのが大事だよ。

まずは練習量が大事だから、
練習を増やして、
振り返りをノートをつけるといいと思う。
さらに、先生にフィードバックもらったら?

すぐに結果出ないから大変なのは
わかるんだけど、努力が続くのには
秘訣があってさ、●●と●●が大事で。
頭では思っててもなかなか行動に移せない

歴代のバレエダンサーも同じこといってて、、」

(このくだりの会話では、
そもそもアドバイスをもらうことを
本当は求めていないのかもですね。
この手の話は、夫婦でもよく問題になりますね)

【相手に伝わってはじめて会話】

この本には、話して伝えるための秘訣が
いろいろ書かれています。

わたしが
仕事上、家族内でも
共通して
気をつけたいことを抜粋します。

① 熟語ではなくひらがなで短く話す
(カンタンな言葉)
② 間を作る
③ 言葉の響き(トーン)を大事にする
④ 一度に全部を伝えすぎない

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①熟語ではなくひらがなで短く話す

話を聞いた側は、
聞いた音を、
頭で言葉に変換して、理解。

そうしている間にも
話す側は次から次へと話を
続けるわけですから
聞いてすぐわかるって大事ですね。

①に関しては、noteで、
わかりやす文章の秘訣でも
出てくるので、
話す場合はさらに大事かと。

例:
○ 国が、借金をいっぱいして返せない状態
❌ 財政危機 

↑ 話すなら長くても上が聞きやすい。
 文章で書くなら、文字数が少ないし、
 意味が目でみてわかるので、
 漢字のほうがより早く理解できそうです。

②間を作る

これは話す言葉の文章中に、
句読点を打つ、という間と、

文章と文章の間に時間をおき、
聞いている方の反応をみる。

という2つの意味がありますね。

句読点の話は、
文章に点や丸をちゃんとつけて
相手が理解しやすいようにする
ということ。

相手の反応をみる間は、
話の間に、絶妙な間があると、
・聞いてる人がシーンとして場が締まったり、
・相手の感情を把握したり、
・自分にも呼吸を落ち着かせる時間

もできますよね。

③声のトーン/色を大事にする

一般的には抑揚をつけて話しましょう、
って感じで片付けられてしまいがちですが、
それだけではないです。

たとえば、
相手のことを気遣って
いいアドバイスをしてても
相手が「冷たい」と感じような
トーンで話していたら伝わらないです。

これが一番苦手かもしれないです。

妻にはいつも、フツーに
答えているつもりでも
リアクションが冷たい、
と言われてしまうので。
(妻に対する愛情はあります)

人は、思った以上に、表情や声のトーンの良し悪しで
物事を決めるということを先日書いた通りです。

④ 一度に全部を伝えすぎない

これはプレゼンなどでもよくある話ですね。
絞らないと 伝わらない というやつです。

【最後に】

今回書いたことは
伝えたい想いや内容があることを前提に
どうしたらより伝わるかの心がけを
書きました。

いい会話は人に「伝わって」はじめて
成立します。以下のような点に気をつけて
仕事も家族もうまくやりたいです。

① 熟語ではなくひらがなで短く話す
(カンタンな言葉)
② 間を作る
③ 言葉の響き(トーン)を大事にする
④ 一度に全部を伝えすぎない

アイディア:
よく研修とかの最後とかに、
講師の先生がアンケート取るみたいに
家族でも1週間に1回程度
「今週の話し方はどうだったか?」

みたいなフィードバックをもらおうと
思いました。

さっそく試します。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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