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しょうけらも天窓がなければ覗けない

ドバイのプールには飛び込み禁止のマークと撮影禁止のマークが貼ってある。客のモラルとマナーを守るためにホテル側が配慮しているものだ。

しかしながら日本や他国のそれとは少し勝手が違うようで

プールサイドの目につくところに貼ってあるのではなく、プールの水面より顔を出すくらいの高さ、かつプール内に貼ってあるのだ。

これでは基本的にプールからもどこからもハッキリと確認することが出来ない。

マナーやモラルを守るという配慮は

ホテルの経営的メリットとリスクヘッジの為に行っているものだと思うのだが、それは日本人たるホスピタリティの高さからクオリティのハードルを生まれながらにして高くしている可能性もある。

日本は対外的に相手を慮る事に美徳をもつ精神がある。日本人の目線からするとプールから見えない注意喚起に意味を感じられない感覚を持つ

この感覚の違いを汲み取れば、日本の文化がどれほど先進的な国民性を生んだのかがよく分かり、文化コミュニケーションはまだまだ発展途上なのだと、改めて気付かされるのである。

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