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兵庫県クーデターのまとめvol.2
以下、私の私設秘書チーム一員で兄貴的存在でもある、作家で元兵庫県議会議員の三戸政和さんのFBの投稿が本質を付いていたので投稿させていただきます。
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え?マジで斎藤前知事は悪くなかったんじゃないの派の三戸です。
兵庫県知事選に立花さんが参入し、SNSが荒れていますね(笑)。
詳細は知りませんでしたが、立花さんの言うように、元県民局長が不倫情報を出されたくないために自殺した可能性があるとすれば、百条委員会の目的は大きく変わりますよね。
百条委員会は、公益通報者保護法に違反したかどうかが唯一の論点で(他は与太話)、通報者を保護しなかったことによる自殺について知事の「道義的責任」までをも問うものでした。
そうなると、自殺の理由が不倫に関係していたかどうかを確認しないと、知事の道義的責任を語ることはできませんよね。
百条委員会の奥谷委員長がリハックに出た際、MCの高橋さんが「プライバシー情報の詳細を百条委員会が確認していなければ、その情報を取り上げるか否かの判断ができないのでは」としつこく問い、奥谷委員長が「知らない」と断言しても質問を続けていましたが、あの時点で高橋さんは知っていたのでしょうね。
もう一点、公益通報者保護法違反の有無ですが、リハック討論会での立花さんや斎藤前知事による「3月分の怪文書は公益内部通報に該当しない、その後に出した4月分は該当」という説明には納得しました。一方、候補者筆頭の稲村さんの解釈は、論理的な回答には全くなっていませんでした。
今回の百条委員会、不信任からの失職、再選挙に関してはここが唯一の争点(しつこいですが、他は与太話)なわけですから、そこを語れないと候補者の資格がないのではないでしょうか。
また、不倫だったというプライベート情報は、県議会議員ならかなり早い段階で当局から情報が流れていたはずですが(これは元県議としての憶測)、それでも百条委員会で斎藤前知事を徒党を組んで追及していたというのは、みんな心苦しくなかったんでしょうか…。自分や組織を守ることが最優先なんですかね。
逆に、ここまで日本中から袋叩きにあっても、「道義的責任はないが、お悔やみは申し上げる」と毅然と答え続けて、最後まで辞職もしなかった斎藤前知事の心身の強さは、政治家としての確固たる信念からくるもので、近年稀に見る胆力のある政治家として目を見張るものがあります。
討論会などの受け答えを見ていても、頭はいいし、たった3年でも実績を作れているのは、仕事ができるからでしょう。あとは、性格だけ大幅に改善すればいいだけのこと(これは想像)。
いずれにしても、86万票もの負託を受けた知事を、怪文書や反目議員の反対活動、メディアスクラムで首斬りできるようになるなら、正直、民主主義は終わりですよ。
【ReHacQ討論会】
兵庫県知事選挙【候補者7人vs高橋弘樹】