北野天満宮は人でいっぱい
今日は、北野天満宮まで散歩に行ってきました。一日中パソコンにへばりついていることになるので、たまに歩いています。
北野天満宮には裏から入ったのですが、本殿の方に歩いていってみてびっくり。人でいっぱいでした。あまりに人が多いので、慌てて出ましたが、それにしても人が多い。
本殿がある広場の前の門まで列ができていました。いつもは人がいないのに、どうしてだろう?と思ったら、若い人が多い。
なるほど、受験前だから来てるんですね。気持ちはわからないでもないのですが、今はこんな人が沢山いるところに来るより、とにかく勉強した方が良いでしょう。元も子もない言い方をすれば、お祈りにきても学力が上がるわけではありませんしね。
受験生の皆さんには頑張ってほしいところですが、学校に目をむけると、感染拡大が進む都市部では、小中高大の授業をすべてオンラインに切り替えた方が良いと私は考えています。
私の勤務先では既に結構陽性者がでていますし、他にも、聞くところによると、ある学校では、通っている生徒だけでなく家族も全員陽性だったというところもあるようです。このような場合、少なくとも、同じクラスの子どもと家族にPCR検査をしてもらわないといけないと思いますが、どうやらしていないようです。教育関係者の一人として、このままでは学校を起点に感染が拡大してしまう可能性すらあることに、危機感を持っています。学校が起点になってしまったら、地域全体が大変なことになるでしょう。
それにしても、一体、文科省は何をしてきたのでしょう。昨年の一斉休校要請からすでに10ヶ月近く。その間に、オンライン授業の条件整備はできたはずです。コロナ渦の下にありながら、現場に対応を丸投げで、文科省はほとんど何もしていません。あまりにもお粗末すぎる教育行政です。GoToで感染広げるより、安全な教育環境、オンライン授業のための環境整備に、政府はお金を使うべきでした。
天神様・菅原道真公もきっとお嘆きでしょう。今は、子供のため、また子供の家族のためにもオンラインに切り替えるよう、政府が主導してもらいたいと心から思います。
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