水俣京都展

Youtubeメモ

水俣京都展開催 2024年12月7日〜22日

水俣病
1) 公害・環境問題の原点
 4大公害の一つ
 環境を介した加害行為
 「公害は社会的殺人であり、社会的傷害である。公害は個人的殺人・傷害のようには、犯人が、あきらかでない場合がおおい」
2)特徴
・環境汚染、人への被害の軽視・無視
・汚染実態の隠蔽、ごまかし
・行政の不作為(原因究明、被害拡大防止を行わない。被害実態調査を行わない)、無責任
 →加害行為と被害の放置、黙認
・被害者/住民/市民の反対運動が社会を動かさない限り、人災と認められず、天災のような扱いをされてしまう。
3)水俣病の経緯
・1956年「公式発見」〜現実には戦前から
 1959年 見舞金契約 
 ※ 1965年 新潟水俣病の発生の「公式発表」
・1968年 国が水俣病を正式に公害病として認める。
・1967年 新潟水俣病訴訟提訴
・1969年 水俣病(第一次訴訟)訴訟提訴
・1971年 新潟水俣病訴訟、地裁判決原告勝訴
・1973年 水俣病訴訟 議再判決原告勝訴
・1971年 環境省、認定基準明確化、次官通知
・1973年 補償協定
・1977年 「後天性水俣病の判断条件について」(環境庁環境保健部長通知)
 ※ 日本精神神経学会、上記条件について科学的根拠がないとの見解を表明
・1978年 「水俣病の認定に係る業務の促進について」(環境庁事務次官通知)
→ 補償のための認定基準が、救済・補償を阻むものに変質
 「未認定」の水俣病被害者が続出。
→ 水俣病第三次訴訟、新潟水俣病第二次訴訟
 加害企業の責任だけでなく、国の責任を問う裁判に

 「政治決着」を経てもなお係争中


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