市議会議員のお仕事『決算委員会メンバーで防災備品の説明と銚子市民体育館施設見学』
決算委員会メンバーで防災備品の説明と銚子市民体育館施設見学へと行かせて頂きました。
・市民体育館では避難用テントの組立
・簡易ベッドの組立と毛布の説明
・災害用トイレ扱い方の説明
・発電機の取扱い方について
・備蓄品について
・災害対応の自動販売機について
避難用テントの組み立ては30秒程度で組み立てられました。市職員による実演動画も有りますが、我々も実際に組立させて貰いました。
次に膨らませる災害用ベッドは非常電源に接続し膨らませます。大体1分程度で完成でした。
触ってみましたが快適に寝られそうな印象です。画像にある災害用ベッドは1台13,000円で現在300台保有→目標は460台に設定しているとの事でした。またそれとは別に簡易ベッドは300台を保有しています。毛布については3,100円(オレンジの画像)で使用後はクリーニングして再度真空バックして再利用するそうです。
次に災害用トイレですが、簡易的な折りたたみ式でした。また実際に今年の元旦にあった能登の珠洲市に災害派遣で銚子市から派遣された職員の根本さんからの紹介で、「珠洲市ではこれを実際使っていたが、臭いはそんなにしなかった。100回分貯まったら青いビニル袋を捨てるんですが、100回分だと女性だと重い。」という経験者ならではの貴重な意見も聞けました。
次に発電機について説明をうけました。発電機はガスボンベ2本で動きます。価格は税込12万円位。音が大きいので室外で使います。確かにガスボンベならどの家庭でもストックが有ると思いますし、コンビニでも置いてありますから手には入ると思います。
次に備蓄品についてです。備蓄品な種類は
アルファ米、ドライカレー
パンはプレーン、チョコ、キャラメルと3種類あります。試食させて頂きましたが、普通に美味しく頂けました。昔、非常食で食べた事のある缶パンとは全くイメージが違いました。
次に飲み水とトイレ用の袋、パーティーション、ベッドと毛布の備蓄状況を確認しました。備蓄については八中が備蓄庫の拠点となっており、足りないものがあっても発注には揃っているとの事でした。また西中も八中ほどでは有りませんが備蓄庫になっているとの事でした。
最後に体育館入り口に設置されている自動販売機についてです。サントリーは緊急時飲料提供ベンダーとして災害時にはお金を入れなくても中の飲み物が飲めるようになっています。
またコカコーラはAED一台とセットとなっています。体育館の自動販売機については買った事も有りますが、普段そうした目線で見ないと災害対応の自動販売機だとは気付かなかったです。
今回の視察を通して改めて一般質問などで執行部から話を聞くのと、現物を見て触るのとではまた印象が変わりました。今後の有事の際に活かせるよう、皆さんにも情報を共有させて頂きます。