マスメディア関係者についての悪口小篇集-「新卒半年即左遷カフェ代ハイド記者」という魔物
先日、AbemaTVの帯番組「ABEMAPrime」に40分くらい出演した。放送はこちらから見ることができる。
オンライン出演で現場の空気が分からない上に生放送という不安な環境だったので「大丈夫かな…?」と思いながら出たのだけれど、結構ウケてたのでよかった。SNSやコメント欄での反響も上々で、偶然観ていた友人から久しぶりに連絡が来たりもした。
僕は「ビジネス書の言う通りにしたけど良いことがなかった人」としての出演だった。この記事のことを話した。
役回り的に「聞かれたことにビジネス書の変な教えを引用して笑いを取る」という、いわば「他人の言動で大喜利をする」という得なポジションで出してもらったので、たくさん面白がってもらえた。ありがたいことである。
あと、僕はだいぶ昔からひろゆきさんの大ファンなので、ひろゆきさんと絡めて楽しかった。勝間和代さんをありえないぐらい論破する伝説の動画を観て以来、僕は彼の大ファンだ。
この動画、今日久しぶりに見直したが相変わらず面白い。何回見ても爆笑する。ひろゆきさんが「写像……?なんですか写像って……?」と言うところ、いつも笑いすぎて変な声出る。性格悪い人は絶対好きなので、このマガジンの購読者は皆見るといいと思う。見たことある人ももう一回どうぞ。
ちなみに、僕は勝間和代さんのことも好きである。上の動画は「見た人が一撃で勝間和代さんを嫌いになる魔法の動画」であり、勝間和代さんは「論理破綻者の上に論破されると怒るクソババア」にしか見えない。
しかし、彼女は後日ちゃんと謝罪していてエラい。誠実な大人である。
あと、勝間和代さんの『超ロジカル家事』は良い本だった。
「買うべき食材・買うべきでない食材」の一覧表などが大変面白い。「牛肉は高いから買わない」とか堂々と書いている。多くの食材が一言で一刀両断されている。
(勝間和代『超ロジカル家事』より引用)
軽薄なノウハウ本は聞こえが良いだけの無意味な教えの羅列になりがちだが、この本はそれとは一線を画する超明確なノウハウが並んでいて面白い。
「料理のコツは計量である」という前提の下、「家中のボウルにテプラでボウルの重さを貼っておけ(そうすれば、はかりに乗せるだけで暗算の引き算によって食材の重さが分かる)」とか「手元の調味料の食塩相当量を暗記せよ(我々は何としても論理的に正しい量の塩分を入れなければならない)」とか、驚異の教えが連発して面白い。
別に家事に悩んでなくても面白い本である。今はKindle Unlimitedの対象タイトルになってるので、今のうちにぜひどうぞ。
さて、そんなワケで僕は勝間和代さんに好感を持っており、それ以上の好感をひろゆきさんに持っているので、彼とも喋れて楽しい収録になった。
ただし、CM中に油断していて、ひろゆきさんが振ってくれた世間話に「え?なんすか?」と3回聞き直す凡ミスはあった。小休止は油断大敵である。今川義元も、夕立の小休止の間に信長に殺されている。
でもまあ全体としてはCM中プチ今川義元の失態以外はつつがなく終わり、楽しかったのでよかった。呼んでくださったAbemaのスタッフさんには感謝している。
ところで、今回のスタッフさんは大変良い人だったのだけれど、僕は基本的にマスメディア関係者があまり好きではない。好きではない理由は多岐にわたるし、好きでなくなった出来事も多岐にわたる。
そして、何かものすごく大きなできごとがあったワケでもない。僕の友人で、NHKのディレクターに商売をパクられたので全力を挙げてそいつを潰し、その一連の流れをマニュアルにして販売しているという迫力のある人物がいるのだけれど、こんな面白エピソードは僕にはない。
誠に残念なことに、僕はマスメディアの人に商売をパクられたこともなければ、「ネットはリアルの写像であるということがどうして分からないのですか?」と詰め寄られたこともない。なんですか写像って……?
そんな面白事件があったワケではなく、もっとじんわり「なんとなく不愉快だなぁ…」と思った経験が積み重ねられて僕はマスメディア嫌いになっている。
ということで、今日は「マスメディア関係者についての悪口小篇集」を書いてみようと思う。
大きな事件は何もないので単独で記事にはならないのだけれど、3エピソードくらい集めればまあ1記事くらいにはなるだろ、という魂胆である。オムニバス形式の悪口だ。「オムニバス形式の」という聞き慣れた表現の後に「悪口」が来るの、慣れないからちょっと脳が動揺する感じがあるが、とにかく今回はオムニバス形式の悪口を書いていこうと思う。有料部分では、媒体名も出して悪口を言っていく。
ところで、「オムニバス」という言葉の語源はラテン語の「すべての人のために(Et omnis populus)」だそうだ。
オムニバス形式ではあるものの、この記事は全然すべての人のために書かれていない。
「おいちゃん、マスメディアの悪口を言おうってのかい??そいつぁ感心だな!ちょっくら俺も入れてくんな!」という、ダークサイドに堕ちた寅さんみたいな人のために書いている。
ということなので、ダークサイドに堕ちた寅さんみたいな皆様だけ、ぜひ課金して続きを読んで頂ければと思う。
あと、今回のABEMA Primeのギャラも公開するので、他人のギャラが気になってしかたがない下品な皆様もぜひ読んで欲しい。
単品購入(300円)もできるが、定期購読(500円/月)がオススメだ。いつ入っても今月書かれた記事は全部読めるよ。5月は5本更新なので定期購読がたいへんオトク。ぜひ応援の意味を込めて購読して欲しい。
ちなみに、タイトルの「新卒半年即左遷カフェ代ハイド記者」の意味がよく分からないと思うが、課金して読んでもらえると謎が解ける。(謎が解けたから何なのだ、と聞かれても困るけれど)
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