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文芸誌に書いたらボツになったセンシティブな下ネタ原稿を供養する
小説新潮で連載をしている。『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』というバカみたいなタイトルで。
バカみたいなタイトルなので何を書いてもよさそうなものだが、たまにボツになることもある。今月書いたものもまさにそうなった。
おもしろいものを書いた手応えはあるのだが、最近のニュースに触れてしまったため「報道の内容を肯定していると取られそう」「被害者感情に配慮したい」などの理由で掲載されないことになった。
これは予想外だった。それなりに長く作家業を続けていると「ボツになりそう」というセンサーがそれなりの精度で働くものだが、今回は「まあイケるやろ」と思っていた。小説新潮の線引きを上手に読めなかった僕の敗北である。
で、仕方ないのでボツになった原稿は捨てて、ゼロから別の原稿を書いた。
そっちもそっちで気に入っているのだが、やはりボツになった原稿の方が完成度は高い気がするので、掲載されないのが残念でしかたない。今年中に出る単行本にも収録されない予定なので、日の目を見なくなってしまう。
そういうワケで、今回のnoteで供養したいと思う。センシティブすぎるという理由で却下された原稿なので、本有料マガジンの題材としてピッタリだ。
「どういう原稿を書くと文芸誌に却下されるのか」という知見を得たい皆さんにはオススメの内容になっている。あと、「知的下ネタを絡めて読解する最近のセンシティブなニュース」を楽しみたい方にもいいかも。
以下有料になるが、気になる方は課金して読んでほしい。単品購入(300円)もできるが、定期購読(500円/月)がオススメだ。いつ入っても当月書かれた記事は全部読める。6月は4本更新なので、バラバラに買うより2.4倍オトク。
それでは早速見ていこう。ボツになった原稿が、こちら。
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