EXPAND WELNESS. hacomonoはコンディショニングコーチを招き、ウェルネス経営に舵をきりました
こちらのプレスリリースにある通り、
4月からhacomonoにコンディショニングコーチとして、中野ジェームズ修一さんが就任しました。(株式会社スポーツモチベーションに社員の健康に向けた企画・実践をお願いすることにしました)
中野さんといえば、あの青学駅伝チームを強豪チームに導いた青トレ生みの親で、青学以外にも多くのアスリートを指導する超有名フィジカルトレーナーです。
4月の就任から1ヶ月が経過し、定性的にも定量的にも効果を実感しているので、他の企業(特にリモートワークをする企業)でも参考になるよう、健康経営に舵をきった背景・進め方・今の状況などについて共有させていただきます。
「人生って何?」 スティーブ・ジョブズ最後の言葉
ジョブズは死を目前とした病床で、健康に対する後悔を語っています。
少し長いですが、要約を転載します。
世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい?
シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。
だけれど、あなたの代わりに病気になってくれる人は
見つけることは出来ない。
物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。
人生だよ。命だよ。
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。
「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。
あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートナーのために、
あなたの友人のために。
そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。
リモートワークから1年。うちの会社は「糖尿病はじめとした生活習慣病予備軍を量産してしまう」という危機感
コロナ禍でのリモートワークが始まり、デスクワーク中心の私たちは恐ろしいほど「不健康な生活」を過ごしています。
・歩かない日々
・カロリー消費せず、蓄積するだけの日々
・筋肉・関節を動かさない日々
・落ち続ける筋肉量
・流れない血液・ドロドロになる血液(毒素が排泄されづらくもなる)
hacomono独立前に、介護会社を経営していた時期があり、日本人の健康リスクは身に沁みて分かっていました。糖尿病の恐ろしさ。関節痛で動きづらくなる人が多いことも。
個人的にはランニング・フィットネス・ストレッチによる予防習慣を取っていて、みんなにも事あるごとに伝えていましたが、普段から運動習慣を持っていない人からすると、頭では理解したつもりでも行動には起こせない。
実際にフルリモートワークから数ヶ月経った頃、健康被害の事例も出てきました。
会社にとって最も大切なのは「社員」そのもの
ヒト・モノ・カネが大切といわれる会社において、最も替えのきかない存在は間違いなく「ヒト」です。ヒト以上に大切なものなどありません。
ヒトの生産性が大切という効率論にとどまらず、会社の理念実現のために、人生の時間を費やし、身を粉にして働いてくれるメンバーが、会社のルールや仕事習慣がきっかけで、健康を害して、その大切な家族にも迷惑をかけてしまうのは道徳的にも耐え難く、経営者として避けるべきことと感じます。
中野さんによる初回の社員向けセミナーで、パーソナルトレーニング希望者が20名以上現れる
中野さんが代表を務める株式会社スポーツモチベーションにお願いしている業務は大きく3つあります。
1. 月1回 全社員向けセミナーを実施
2. 毎朝20分のオンラインストレッチ・トレーニング
3. 希望者にはパーソナルトレーニング
(出産後は産後の骨盤矯正トレーニングも)
これらがhacomono社員であれば全員無料で受けられます。
運動だけでなく、なぜセミナーもしてもらったか?と言えば、健康や体のことは「正しい知識・マインドが大事」だからです。
皆、体が悪くなると病院に行きますが、本来はその前にプロのトレーナーに相談し、正しい知識と生活習慣だったり筋トレ・ストレッチで改善できることが多くあります。
そんな背景で実施した初回のセミナーで、みんなから予想を超えた反響がありました。
「マジ?」「私、やばいかも」「知らなかった」
セミナー終了後には当時30名程度の社員のうち、20名以上からのパーソナルトレーニング希望者が出ました。
社員アンケート結果から判明したのは、睡眠の悩みも多いという事実
今回の取組開始前に社員アンケートを取ったところ、意外と睡眠に関する悩みが多いことが分かりました。
日中の仕事で集中力を保ったり、創造力を働かせたり、ポジティブな思考に持っていくにも睡眠は言うまでもなく大切です。
定常的な運動習慣がある人ほど不眠が少ないといわれており、この点でも中長期的には良い効果につながるのではと期待しています。
運動は得意不得意ではなく、人間は必ずやるべき習慣!
学生時代に体育が好きだった。●●部だったとか、全国大会行ったとか、そういう競技志向の話は大人になったら関係ありません。
我々IT企業にはエンジニアやデザイナーが多いので、運動に対して得意イメージを持つ方は決して多くありませんが、上手かどうか、すごいかどうかはもう関係なくて、運動習慣や筋肉は「より良い人生を送る上で欠かせないもの」です。これは中野さんの講義でも医学的に分かりやすく教わることができました。
無理にやる必要はなく、最低限でいいし、継続できる簡単な習慣からで始めたい。
だからhacomonoでは全社員が毎朝たった20分オンラインで集合して、トレーナーによるストレッチ・筋トレを1日おきにやることから始めました。
最後:企業の経営者や人事の方へ
もし少しでも健康経営に興味持っていただいたら、是非弊社の取り組みを見学していただいても構いません。
・毎朝のトレーニングへの臨時参加
・月1セミナーの見学受講
どちらもオンラインでやっているので、世界中どこからでも参加可能で、中野さんにも了承いただいております。
各種フィットネスクラブやヨガスタジオも法人向けプランを取り揃えており、相談すれば今回のような個別カスタマイズにも対応してくれます。
・健康習慣病予備軍が2000万人
・国の医療費が40兆円を超え、2025年には60兆円以上
こんな日本において、健康問題は企業側が取り組む時代になるべきだし、リモートワーク普及で健康問題は確実に増大しています。
日本の経営者がここに目を向け、少しでも投資をすることで、日本の生産性やGDP拡大にもつながると信じています。
健康経営の始め方が知りたい、どうしたら社員に参加してもらえるか?、法人向けサービスをやっているクラブを教えて欲しいという経営者や人事の方は、TwitterのDMなどでお気軽にご連絡ください。
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