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五島列島「若松港」に珍客ならぬ珍艇がやって来た!(2024年春夏クルーズ19日目)

2024年6月14日、昼前、えっ!と声を思わずあげた出来事があった。ハウステンボスの運河を走っているミニ遊覧船が、「若松港」浮き桟橋に着けるべく向かって来るではないか?最近の海況は穏やか続きであったとしても、あの船でハウステンボスから五島列島に?これ本当? いくらなんでも危ない!北海道知床の「KAZU1」を思い出してしまった。

「おはようございます」といって挨拶してきたのは、元気満々のシニア婦人、それもマドロス感出してオシャレしているではないか。

聞けばこの「若松港」の隣の入江(神ノ浦)で宿、遊覧船、瀬渡しをやっているのだそうで、「そうです!この船はハウステンボスから買いました。これで若松瀬戸に限定して航行、海上散歩、時には食事・カラオケ宴会もこの船でやります。お客さんもどうですかぁ」のご案内であった。案内の説明を受けている間も、この船型で若松瀬戸を走るフェリー・通船の引き波に遭遇しても大丈夫だろうか?などといった思いが頭をよぎり、案内のトークの声がどこかに消えてしまった。怖さが先に立ってしまい、「ハイわかりました!」とは言えなかった。

この写真は「龍観山園地展望所」から遠望した「若松瀬戸」と「若松大橋」。写真奥から入って「若松大橋」をくぐり、最初の入江を左に転舵して「若松港」桟橋に進むことになる。

この入江ではマグロの稚魚養殖が盛んに行われており、生け簀保護の為にも徐行して進入した方が良い。もっとも、地元漁船の皆がそうしているわけではなかったが…。

明日は福江島に向かうが、土日限定で五島マグロなどを販売する「奥浦海鮮直売所」を覗いてみたくなり、まずは「奥浦」に入り、次に「福江港」に向かう計画でいる。

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