大型艇の係留が増え、給油桟橋も延長されていた「新門司マリーナ」(2024年春夏クルーズ2日目)
2024年5月28日(火)9時40分に「上関室津」を出港した。深夜から強風と大雨が続き、その音で目が覚めるが、表は土砂降り、外に出るのも億劫なので寝ながら耳をそばだてロープの張り具合、フェンダーの当たり具合の音に異常がないかを確かめた。風が10mを超えている様なら、もう1日この地に留まるつもりであったが、「Windy」によれば朝10以降から風が落ちる予測であったのでこれを信じ、強風波浪注意報下ではあったが、次の寄港地である「新門司マリーナ」(60マイル)に向かった。海況は雨がレーダーに映るほどの大雨だったが、北東風であったため、追い風、追い波の中での航行となった。
12時30分に定休日の「新門司マリーナ」に入ったが、予め電話で話をして、利用可能な係船桟橋に緑のコーンパイロンを置いてもらい、スムーズに係船できた。
前回「新門司マリーナ」に入ったのは2年前だが、その時点と比較すると50fクラスの大型艇が増え桟橋の景色が様変わり、そして従来からの給油桟橋が延長されて新しくなっていた。スタッフの弁によると「桟橋係留艇の大型化が進み、従来40f以上の大型艇ビジターはその空きスペースに誘導していたが、それができなくなりビジター専用の浮き桟橋を新設した」であった。瀬戸内海を出るヨットなら関門海峡の潮待ち、ボートなら燃料給油地として賑わう「新門司マリーナ」がこうして充実されるのは嬉しい限りである。係船料は35fで1日約5千円、少々高めになるが、これには2日間の200vの給電、シャワー、水の使用料金も含まれるので妥当と思う。
明日も「新門司マリーナ」に留まって、1日下関観光をする計画を立てている。渡船を使って関門海峡を渡り、対岸の下関に「唐戸市場」、「赤間神宮」、「日清講和記念館」といったところを回ってきたい。下関も初めてならこうしたところの観光も初めてである。「新門司マリーナ」は門司側にあるので観光としては「門司港レトロ」までしか行ったことがない。明日の「ボートで行くクルージング三昧」は航海記ではなく、観光地めぐりブログになることをお許しいただきたい。
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