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第三者的な視点を持ってプレーしよう

 今回のテーマは「第三者的な視点を持ってプレーしよう」です。自分のプレーを動画に撮ってみてみると、思っている以上にプレーが遅かったり、下手だったりすることがあると思います。動きながら見る景色と、俯瞰で見る景色が違うのは、皆さんもご存知のことだと思います。自分は自分のことを過大評価していることが多いです。自分が思っている以上にできていなくて、自分で自分のことが正しくわかっていないことが実は多いということです。

 昔の場合もあって、外から見ていると「下手だなー。」「レベルの低い試合だなー。」と思っていても、実際に入ってプレーしてみると、自分のプレーがなかなかできないみたいなこともあります。アマチュアのサッカーでは「遅い」「下手」と見ていて思う試合でも、入ってみると「速い」「うまい」と感じることもあるのです。

 今回僕がお話ししたいのは、この「外から見ているときの視点」を、プレーしている時から持っておくことが大切だということです。自分のレベルを正しく理解するには、この「第三者的な視点」を常に持っておく必要があります。

 全速力で走っているときは、風を感じて、周りの景色も速く動くので、速く走れているように感じているかもしれませんが、外から見ていると、あまり速くなかったりします。良いプレーをしたと思っていても、外から見ている人にとっては「普通」だったりすることもあります。

 人というのは、実際に中でやっている時には「自己を過大評価してしまいがち」で、外から見ているときには「他者を過小評価してしまいがち」です。ここを正しく理解しておく必要があります。

 常に「第三者的な視点」を持っていれば、改善すべきところにもすぐ気がつきます。僕の経験上、特に注意しないといけないことがあります。それは、「速さ」というのは、自分の体感と、外から見た様子は全く違うということです。

 近くで見るほど、速く見えるのは当たり前です。遠くから見ると、目でとらえることが簡単になるので、遅く見えるのも当たり前です。

 ここから考えると、ヨーロッパなどで活躍する速い選手というのは、本当に「速い」のだと思います。数年前、イニエスタ選手やシャビ選手は、「遅い」選手だと思われていました。しかし、対戦した選手たちが口を揃えて「イニエスタもシャビも速い」と言っていたのを聞いて、中で実際に対峙するのと外から見ているのとでは、全然違うんだということがよくわかりました。

 話をまとめます。今日お話ししたかったことは「第三者的な視点」を常に持ち続けることが大切だということです。自分で自分のことを正しく理解できるようにならないと「高いレベルにはいけない」ということです。

 特に「速さ」の認識は、自分と他人でズレが生まれるものなので「自分は、自分で思っているより遅いんだ」と考えて、謙虚にトレーニングに励む方が良いのかもしれません。

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VORAZ FUTBOL CLUB(ボラスフットボールクラブ)は、スペイン産ポゼッションフットボールを体現する、滋賀県大津市のサッカークラブです。現在は、日本サッカー協会にチーム登録し、滋賀県・社会人サッカー連盟に加盟しています。活動の場は、主に日本サッカー協会主催の関西社会人サッカー・滋賀県社会人サッカーリーグ戦です。

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