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OKRを本で理解するならこれがおすすめ!仕組みを知るのに最適な7冊をご紹介

OKRは人事評価の一種で、目標管理制度(MBO)と重要業績評価指標(KPI)の中間に位置する、バランスの取れた人事評価制度です。

会社のレベルから個人のレベルまで目標を設定するOKRは、社員それぞれが目標に対する意識共有やモチベーションアップが期待される人事評価制度です。

この記事では、そんなOKRを理解するのに役立つ7つの本を紹介。
また、OKRを本で理解するメリットや実践方法についても解説します。

OKRの仕組みを理解したいと考えている方は、参考にしてみてください。

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アメリカの有名IT企業も導入するOKRの特徴

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OKRという目標管理手法は、インテル社が開発した手法です。
アメリカではGoogleのような先進的なIT企業を中心として、2000年頃には導入されていたといいます。

OKRでは、会社やチーム、個人としての目標設定と、目標達成に向けた鍵(重要業績指数)と呼ばれる数値化できる指標をもとに、目標達成の度合いを評価していきます。

また、数週間から数ヶ月の短期的なスパンで目標設定をすることが多く、目標がその時々によって変わるのが特徴です。

OKRの評価パターンやMBOとの違いなど、関する詳しい内容が気になる方は下記の記事も合わせてご覧ください!

OKRの仕組みを本で読む3つのメリット

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OKRの仕組みは概念として存在しますが、実際に企業に導入されるOKRの手法は企業によって様々です。

OKRの仕組みを体系的に学ぶなら、本を通じて学ぶのがベストだといえます。
その理由は以下の3点にまとめられます。

・体系的な情報収集と内容理解が可能
・ネットの情報にはない専門性や権威性がある
・具体的な事例を詳しく把握できる

本を読むことでOKRの理論と事例が、わかりやすく整理された状態で理解できます。
この章では、これらのメリットについて詳しく見ていきましょう。

OKRを本で学ぶメリット①|体系的な情報収集と内容理解が可能

OKRについて本で読むことで、体系的な内容理解が可能です。
本がOKRの体系的な理解に最適な理由は、本で得られる情報の密度は非常に濃く、何度も繰り返し読むことで内容理解を深められるためです。

動画などの媒体で本の要約コンテンツが流行っていますが、誰かの要約は要約をした人の感じたことを反映しているに過ぎません。
自分で「なぜ?」、「どうして?」と考えながら本を読み進めていくことで、OKRの根本を理解できます。

OKRを本で学ぶメリット②|ネットの情報にはない専門性や権威性がある

本による情報収集のメリットは、専門性や権威性の高い情報を専門家がまとめた状態で手に入れられる点です。
ネットに溢れている有象無象から正しい情報を収集するだけでも、相当な時間と労力が掛かってしまいますよね。

そのため、本でOKRを理解するのはネットを活用した情報収集よりも、効率的で、合理的だといえます。
OKRについての本を複数購入して、自分の知識として定着させることで、実際に自社のマネジメントにOKRを導入しようとする際に活きていきます。

OKRを本で学ぶメリット③|具体的な事例を詳しく把握できる

OKRを本で理解するメリットは、具体的な事例をストーリーとして何個も知れる点です。
ネットで具体事例を調べるのも手ですが、文章量を少なくする関係で、どうしても断片的な事例紹介になってしまいがちです。

そのため、具体的なOKRの事例を体系的に学ぶなら、本で詳細を知ることがおすすめだといえます。
場合によっては、自分の知りたいと思っていた情報にプラスアルファで、新しい視点からOKRの事例を学べるかもしれません。

OKRを理解するのにおすすめの本7選

この記事でOKRを理解するのにおすすめな本は以下の7冊です。

・本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR
・伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR
・最短最速で目標を達成するOKRマネージメント入門
・ワークルールズ!−君の生き方とリーダーシップを変える
・成長企業はなぜ、OKRを使うのか?
・THE VISION あの企業が世界で急成長を遂げる理由
・OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

OKRを学ぶのにおすすめの本を知って、自社のマネージメントに活かせると判断した本を読んで、OKRの導入に活かしてみましょう。

OKR理解におすすめの本①|本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR

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<本体価格>
1,760円
<著者>

奥田 和広
<発売日>
2019年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07QG1N66Z/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

アメリカの先進的なIT企業を中心に運用が広まっているOKR。
話題のOKRの具体的なマネジメント手法とその他の目標管理制度と比較して異なる点をまとめています。

従来型の人事評価や目標管理制度と比べた時の具体的な違い、OKRに取り組むべきメリットについて知りたい方は、ぜひ手に取って欲しい本です。

OKR理解におすすめの本②|伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法OKR

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<本体価格>
1,980円
<著者>

ジョン・ドーア
<発売日>
2018年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07JCZVFZ9/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

Googleに投資していたジョン・ドーア氏、Google創業者のラリー・ペイジ氏の共著として話題性の高い本書。
GoogleがOKRを導入をするに至った経緯とその成果について、裏話を交えながらOKRの事例が理解できる1冊となっています。

世界有数の時価総額や影響力を持つグローバル企業で、OKRがどのように活用されてきたのかを知りたい方は、ぜひ読んで見てください。

OKR理解におすすめの本③|最速最短で目標を達成するOKRマネージメント入門

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<本体価格>
1,870円
<著者>
天野 勝
<発売日>
2019年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07NDTC1JK/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

本書はOKRを導入するにあたって、どのようなプロセスを踏めばいいのかを丁寧に解説したOKRの入門書です。
OKRの概要から導入事例、つまづきやすいポイントなどが体系的に説明されています。

OKRを自社のマネジメントに活用したいと考えている方で、具体的なプロセスについて学びたい方は、一度手に取ってみるのがおすすめです。

OKR理解におすすめの本④|ワーク・ルールズ!ー君の生き方とリーダーシップを変える

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<本体価格>
2,178円
<著者>
ラズロ・ボック
<発売日>
2015年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B010UV1QTW/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

本書はGoogleで人事部のトップとして勤務した経歴を持つラズロ・ボック氏が、GoogleでのマネジメントにOKRをどのように導入したのかを解説する本です。

OKRの理論的な説明は少ないですが、GoogleがOKRを活用して成功していくストーリーが理解できる本です。
OKRの1つの成功事例を参考にしたいと考えている方は、ぜひ読んでみてください。

OKR理解におすすめの本⑤|成長企業はなぜ、OKRを使うのか?

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<本体価格>
1,599円
<著者>
ピョートル・フェリクス・グジバチ
<発売日>
2019年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B095SMWS9F/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

本書はベルリッツのグローバリソリューション部門、モルガン・スタンレーのラーニング部門、Googleでアジアパシフィック地域における人材育成に取り組んできた筆者の本です。

著者が数々の企業を渡り歩き、人材育成に取り組んできた経験をもとに、OKRに向いている組織と向いていない組織を具体例を使いながら示しています。
OKRのメリット・デメリット、向き不向きを踏まえた上でOKRの導入を検討したい方におすすめの本です。

OKR理解におすすめの本⑥|THE VISION あの企業が世界で急成長を遂げる理由

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<本体価格>
1,760円
<著者>
江上 隆夫
<発売日>
2019年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MT8N2WG/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

本書は会社経営における「MVV(ミッション・バリュー・ビジョン)」の作り方や重要性を説いており、OKRを導入する前の会社組織の見直しに役立つ本だといえます。

企業の目指すべき将来像を明確にした上で、目標管理制度を導入するのが合理的ですよね。
OKRを導入する前段階として、企業方針について再確認して、OKR導入による効果を最大化していきましょう。

OKR理解におすすめの本⑦|OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法

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<本体価格>
1,650円
<著者>
クリスティーナ・ウォドキー
<発売日>
2018年
<本体購入URL>
https://www.amazon.co.jp/dp/B07B2R1ZDL/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

「OKRを取り入れれば会社がたった3ヶ月で劇的に変わる」というフレーズで有名な本書は、日本におけるOKRの先駆け的な存在です。
本書を読めば、OKRの理論的な部分と実践編の導入例・失敗例が体系的に学べます。
また、後半部に書かれているOKRの内容は、詳細なOKRの手法が記述されており、マニュアルとしての運用も可能です。

OKRを理論から学んで、自社のマネジメントにOKRの手法を取り入れたい方は必見の本だといえるでしょう。

OKRを本で学んだ後にどのように実践していくべきか

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OKRを本で体系的に学び、参考事例についても把握できたら、今度は自社のマネジメントにどのように組み込んでいくかを考えていきましょう。

ここからは、OKRを自社のマネジメントに取り入れていく上での、いくつかのプロセスについて紹介します。

OKRを本で学んだ後①|OKRの仕組みについて会社で共有する

OKRについて本で学んだら、社内の会議で仕組みやアイディアについて共有しましょう。
あなた1人の力ではOKRを自社に導入することはできません。
メリットとデメリットを紹介した上で、自社に合ったOKRの活用方法を積極的に提案していきましょう。

それによって、社内でOKRについての情報共有が行われ、社内のマネジメントのあり方について検討されることになる可能性があります。

OKRを本で学んだ後②|短期的なスパンでミーティングを行う

自社でOKRが導入されることになったら、何よりも重要なポイントは上司と部下との間のコミュニケーションの質と頻度です。

定期的な1on1ミーティングや話し合いで、従業員が抱える問題や将来に対する不安を払拭するように試みましょう。
そうすれば、OKRの導入で期待されていた生産性の向上や目標に対する意識の向上が見込まれます。

まとめ

この記事では、OKRを本で学ぶ3つのメリットやおすすめのOKRの本を紹介。
また、本でOKRを学んだ後にどのように活かしていくべきかを解説しました。

OKRは従業員のモチベーションアップや生産性の向上が見込まれる、近年注目されている目標管理制度です。

しかし、受け入れる会社の体制や目標設定に対するビジョンが定まっていなければ、期待していた程の成果はなかなか得られないでしょう。

OKRを導入する前に、まずは会社としての方針を明確にしておく必要があります。

OKRについて本で学んで、自社にどのようにOKRを適用していくべきかを自分で考えて、積極的に社内で提案していきましょう。

OKRの理解を深めたい方はこちら

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