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改めて自己紹介させてください

 数人ほど新しいフォロワーさんが目についたので、改めて自己紹介の記事を書かせていただこうかと思います。以前書いた記事は、以前書いた時点での僕の紹介です。今の僕はまた違う人間です。細胞だって、かなりの割合が入れ替わってしまったかと思います。

 南九州の田舎で生まれ育ちました。どこに遊びに行っても知り合いに遭遇してしまうほどの規模の街です。ボーリング場か、カラオケか、ファミレスか、山くらいしか遊ぶ場所はありません。映画を観るためには電車で一時間近く揺られて隣街にいく必要があります。そんな街です。
 そうした街で生まれ育ち、東京大学に現役で受かり、紆余曲折を経て生物系の学科に進みました。半分くらいは工学も関係する学部です。思いっきり理系です。

 理系なのですが、一方で僕は小説を読んだり、書いたりするのが好きです。”文字”というものの存在を知るとほぼ同時に物語を書き続けています。

 それだけ小説が好きならば小説家を目指しているのだろうか?と思われるかもしれません。それは間違いではありませんが、それほどの熱意を持って〇〇文学賞!みたいなものを取りたいと思っているわけではありません。僕にとって小説を書くという行為は、日常生活を乗り切るための方法の一つです。歯磨きや、ストレッチのようなものです。(つまり、小説を書かずにはいられないのです。)

 もちろん、小説家になれたらいいなとは思いますが、それは酒飲みが飲酒を職業にできたらいいな、と思うのと同じ程度のものです。小説家になれようがなれまいが、僕は小説を書き続けていくだろうと思います。そうしたあり方は決して変わることはありません。

 今年の五月にnoteを始めました。そもそものきっかけは、noteのようなSNSを扱う人物を小説の中に登場させてみたくなったからでした。その小説を書き終わった以降もnoteを続けているのは、この場所でほんの一握りの(しかし、とても興味深い)方々と知り合うことができたからです。

 僕にとってコミュニケーションはあくまで双方向的なものです。情報伝達の定義はあくまで受け取り手の状態変化であり、コミュニケーションは伝達を前提とします。この場所に僕が文章を書くとき、必ずどこかで読者の人を思い浮かべています。そして、今の僕が具体的に思い浮かべることのできる読者像はせいぜい数人程度です。これ以上フォロワーさんが増えてしまったらどうなるのかは分かりませんが、そんな心配はとらぬ狸の皮算用というやつですよね笑

 僕にとっての理想のnote利用形態は、フォロワーさんの記事を読みながら、それによって触発された内容を書き綴っていく、というものです。そうしたことをされるのが不快な方もいらっしゃるかもしれませんが。

 もちろん、コメント等は大歓迎です。繰り返しますが僕にとってコミュニケーションはあくまで双方向的なものです。

 ちなみにプロフィール欄に書いている「底辺作家」というのはちょっとしたジョークです。もちろん、作家と名乗るからには僕の書いた本が出版され、売れています。しかし、それはkindle direct publishing(要するに、誰でも出版できる場所)で出したものです。ちびちびとしか売れていません。先週は四冊売れました。今週は今のところ一冊売れております。そんな感じです。ちなみに、全部で62ページある小説です。20 ページ付近と40ページ付近で読むのを止める方がちょくちょくいらっしゃいますが、半分くらいの人は読了してくださっているみたいです。僕はこの小説を、文学賞に応募するためだけに書き上げました。文学賞のカラーだったり制限字数だったりを気にしながら書くのはちっとも楽しくありませんでした。正直なところ、二回ほどでもう懲り懲りです笑。この小説はすばる文学賞の一次選考を通過し、二次選考で落ちました。どんな小説がそんな評価を受けるのか、、、そうした、普通は表に出てこない物事を示すいい資料になると思ったので販売してみることにしました。

 もちろん、note上で販売しても良かったのですが、本来、縦書きを想定して書いた文章が横書きになってしまうということに僕は耐えられなかったのでkindleで売ることにしました。値段は100円です。もし良かったらぜひ、ポチってみてください。初めて文学賞に応募しようという方にとっては、それなりに有用な参考資料になるかもしれません。

 ちなみに、おっかなびっくり書いてみた官能小説も、フランス書院文庫官能大賞の一次選考を通過し、二次選考で落ちています。その作品については、、、どうしても読みたい方がいらっしゃいましたら下の「クリエイターへのお問い合わせ」のところからご一報ください。メールにて送らせていただこうと思います。


 さて、僕はnote上の「スキ」を「既読」と同じ意味合いで使うことにしています。そして、気に入った記事については積極的にコメントを残すようにしています。あまり多くのコメントをもらっても困る、という方もいらっしゃるのかもしれませんが。もちろん、お返事は気長にお待ちしております。

 僕は無計画で、無軌道な人間です。明日、noteをやめてしまうかもしれません。そんな人間です。そんな人間でもよろしければ、お付き合いいただければと思います。(下の写真は僕の友達です。今年の八月末に亡くなりましたが、それまでは良好な関係を築くことができていたかなと思います。)

2019年10月13日 日 5:33


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