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メタ認知はんぱないって。
初めまして。株式会社PLAN-Bの松本健吾と申します。
「株式会社PLAN-B」というSEOやインターネット広告、Webサイト制作などデジタルマーケティングを総合的に支援している企業にて、オウンドメディア「PINTO!」の責任者やSEOツール「SEARCH WRITE」のマーケティング責任者をやっています。
今回は「メタ認知はんぱないって、いうといてやできるんやったら」についてのお話です。嘘です。「メタ認知」によって自分を律することができるようになるよという話です。
メタ認知ってそもそも何?
もともと「メタ」とは以下のような意味を持ちます。
「超越した」、「高次の」という意味の接頭辞で、ある学問や視点の外側にたって見る事を意味する
メタ認知とは、自分が認識していること自体を客観的に認識することです。例えば、映画を見て感動しているとき「ああ、いま自分は感動しているな」と俯瞰的にとらえるようなイメージです。
メタ認知できると自分を律することができる
このメタ認知をうまく使うと、無意識のバイアスから脱却したり、過度にネガティブな状態から脱したりと、自分を律することができるようになります。
ただし、うまくメタ認知するためにはそもそものバイアスや理論自体を知ることが必要です。
例えば、血液型占いをイメージしてみてください。A型は几帳面で~~といったことがまことしやかに語られていますね。
楽しむ分にはいいですが、あれはバーナム効果という「誰にでも当てはまるような説明であるにも関わらず自分だけが当てはまるかのように思ってしまう心理効果」を使っているに過ぎません。
このバーナム効果を知ってから血液型占いで言われていることを聞くと、「いや、几帳面っていうけどいわれてみれば誰だってそういう一面あるよな」と思ってしまいます。
これは、バーナム効果という心理効果のことを知っているので、俯瞰して血液型占いをしている自分を見ることができているのです。
この例だけ聞くと、メタ認知をするとつまらない人間になってしまいそうですが、うまく使う方法がたくさんあります。
メタ認知を活用する例:過度にネガティブなとき
例えば、自分が過度にネガティブになってしまってるときを想像してください。
「ああ、自分なんてダメだ・・・」
「頑張っているのにうまくいかないなんて・・・」
と思ったことは一度ぐらいあるでしょう。
こういうときに、自分をメタ認知するためには理論を知っておくと効果的です。
人の心は「サボター」という心の中の妨害者と、相対する「賢者(進べき方向に進ませてくれる存在)」の力関係で成り立っています。ネガティブになっているときは、「サボター」と呼ばれる心の中の妨害者の力が強まっているのです。
サボターには「潔癖症」「八方美人」など9つの種類があり、個々人によって特性が異なります。
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こちらから自分はどんなサボターが強いかの診断や、サボターごとの特徴を知ることができるのでぜひ一度見てみてください。
サボター(心の中の妨害者)判定 (novisurvey.net)
この「サボター」の概念を獲得しておけると、ネガティブになっているときに、「あ、今潔癖症のサボターが強まってきているな」と気づくことができるようになります。
不思議なことに、このように自分をメタ認知できるとそれだけで過度にネガティブになることを抑えられるものです。
メタ認知するには、勉強しないといけない
実はこの過度にネガティブになるときの話は、松本が実際に体験した例です。
このサボターの概念を獲得して以来、必要以上に落ち込んだりすることはなくなりました。
(このサイトがポジティブであることの効用について詳しく解説しているのでぜひ見てみてください:Positive Intelligence | Building mental fitness for all)
このように、自分をメタ認知することで自分をうまく律することができるようになりますが、そのためには理論を知る必要があるのです。
勉強しないと、理論に出会えませんから、メタ認知して自分を律するためには勉強が必要ということになります。
また、こういった情報は意外と狙った通りに出会えないものでたくさん勉強しているときに、不意に出会ったりするものです。
そのため、浴びるように常にインプットを続けていることが個人的にはおすすめです。
勉強によって理論に出会い、目の前の悩みが解決される経験をすれば浴びるように常にインプットすることは苦痛ではありません。
頑張って勉強していきましょう。