責任範囲をはみ出るThe Modelが最強
初めまして。株式会社PLAN-Bの松本健吾と申します。
「株式会社PLAN-B」というSEOやインターネット広告、Webサイト制作などデジタルマーケティングを総合的に支援している企業にて、オウンドメディア「PINTO!」の責任者やSEOツール「SEARCH WRITE」のマーケティング責任者をやっています。
思考の整理をするために、平日は毎日1記事執筆するようにしています!
本日は「責任範囲を決めてもいいが、そこに収まるな」というお話です。
僕は、いわゆるThe Model体制でB2Bマーケティングをやっているうちの、マーケティングを担当しています。
The Modelといえば、部門間の対立がよくある話ですよね。
マーケ「リードをとっているんだから、アポをとってくれよ」
インサイドセールス「こんなリードじゃあ商談なんか作れへんわ」
というやつですね。
営業プロセスを切り分け、生産性向上を図ることがThe Model体制の大きな魅力ですが、責任範囲が切り分けられてしまうとデメリットもあります。
責任範囲が切り分けられることによって、「ここは相手の責任範囲だから」というマインドに陥り、全体最適の思考から離れてしまいます。
PLAN-Bでは、インサイドセールスのマネージャーとよく話しますが責任範囲の「重複=オーバーラップ」が重要と考えています。以下2枚の画像で責任範囲を図示してみたものがわかりやすいと思います。
上図のように、軸足の置き場所は変わりつつ、責任範囲は全体に重複しながら持つと良いです。
責任範囲を決めることのメリットは、ボールが浮かないこと。
「あれってどうなったっけ?」ということが起きなくなるため、責任範囲を決めることはたしかに重要です。
一方で弊害として、その本来必要な、健全な責任範囲の逸脱が起きなくなってしまいます。
「マーケが、各種キャンペーン後のトークスクリプトまで一緒に考える」
「インサイドセールスが、マーケ施策としての訴求軸を考える」
こんな責任範囲の健全な逸脱を意図的に起こせるようなチームであれば、The Modelは効率よく作動するシステムだと思います。
チームの設計としは、上記のように権限の重複=オーバーラップをある程度意図的に入れると良いと思います。
また、The Modelの中でキャリアを築くものとしては、一層このはみだしを意識してほしいです。
「マーケだから」「インサイドセールスだから」というのに変にこだわってはいけません。事業成長のためにやれることはすべてやりましょう。軸足が違うだけです。
そうすると、キャリアの拡がりが見えてくると思いますし、全体の数値も変わると思います。
僕も事業全体を見れるような人間になれるように、拡がりを見せていきます!
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