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出来高制は労働者がリスク?(働き方セミナー)
こんばんは! kengoです。
今回は、出来高制は労働者にリスクがあることをお伝えしたいと思います。
出来高制と聞くと、働いて結果を出せば出すほどお金がもらえて、働く人が得なような気がしませんか?
僕も、このセミナーを受けるまではそう思っていました。
しかし、
セミナーを受け、超入門資本論という本を読んで考え方が変わりました。
リンクを貼っておきます。
働き方について
働き方には、1.0~5.0までバージョンがあります。
簡単に説明すると、
働き方1.0→年功序列、終身雇用
働き方2.0→成果主義のグローバルスタンダード
働き方3.0→プロジェクト単位でスペシャリストが集散するシリコンバレー型
働き方4.0→フリーエージェント (ギグエコノミー)
働き方5.0→ユートピア/ディストピア
こんな感じです。
では、日本はどの段階でしょうか?
日本は、年功序列・終身雇用(働き方1.0)から成果主義のグローバルスタンダード(働き方2.0)に移行しようとしているところです。
本題に戻ります。
なぜ、出来高制は労働者にとってリスクなのでしょうか?
それは、企業側が成果の基準(ノルマ)を変えることが出来るからです。
例を出してみます。
工場で、今までは、1日に8個製品を完成させたらお給料発生する制度だったのが、いきなり工場長から、
「みんな慣れてきたから、今日から1日10個完成させたら1日分のお給料をあげます。」
と言われたらどうでしょうか?
出来高制は、成果物がないと給料は発生しないので、労働者はノルマの10個完成させるために自分の時間を削って、今まで以上に働かなければなりません。
このように、ノルマの基準を企業が握っている以上、労働者の立場は強くなりません。
出来高制は、労働者がリスクを引き受け、自分の時間を使って働いているのかもしれません。
最後まで読んで頂きありがとうございました!