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インフレは誰損?

こんばんは! kengoです。

今回は、インフレは誰得で誰損なのかという話をしたいと思います。

まず、インフレとは、どんな状況か説明します。

インフレとは、インフレーションの略で、普段買っているものやサービスの値段(物価)が上がることを言います。

例えば、ジュース1本150円だったのが200円になるような感じです。

インフレはどのように起こるかというと、

企業の販売価格が上昇→会社が儲かる→社員の給料が上がる→消費者がたくさん物を買う→商品が良く売れるから企業が儲かる

このようなサイクルによって景気が良くなります。

サイクルというのがポイントになります!

ここから本題に入ります。

では、誰がインフレで損しているのでしょうか?

企業でしょうか? 労働者でしょうか?

答えは、労働者が損しているといえます。

簡単に解説したいと思います。

大事な点は、インフレはサイクルで起こっているという点です。

物価が上がってから労働者の賃金が上がります。

ここには、タイムラグがあります。

物価と労働者の賃金が同時に上がるのならどちらが得とか損とかいうことはありません。

タイムラグがあることで、労働者が損をしているのです。

なぜ、タイムラグがあると労働者が損をするのか、たとえ話を出して説明します。

①おかしの値段は100円、労働者の賃金も100円でした。

②インフレでお菓子の値段が150円になりました。(労働者の賃金100円)

③しばらくしてからインフレで労働者の賃金は150円になりました。(お菓子150円)

④インフレの関係でお菓子の値段が200円になりました。(労働者の賃金150円)

⑤しばらくしてから労働者の賃金が200円になりました。(お菓子200円)

このように、物価が先に上がることによって、賃金が上がっていないのにお菓子の値段が上がっている一時的に状態が起こります。

この差額は、労働者から企業に移転されていると考えることができます。

したがって、インフレでは労働者は損するのです。

分かりにくい例かもしれませんが、インフレで労働者が損をして、企業が得をするのは確かです。

http://www.steady-state-society.org/inflation-and-deflation/





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