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縄文から現代、そして宇宙へ――AIが紡ぐ壮大な叙事詩が爆誕

タイムラインをにぎわせているAI「ChatGPT」。最初はやや鼻白む思いで眺めていたが、GPT-4の登場以来、次々と報告されるその流麗な文章や的を射たアイデアに、どうもこれはスゴいらしいぞ、と考えを改めた。そこで有料アカウントを取得して試してみることに。

いろいろと楽しい会話ができたが、その中でも気に入ったやりとりをひとつ公開したい。

ややぶっとんだ小説のプロットを考えさせてみようじゃないか、と自分が入力した質問がコレ。

日本の縄文時代を舞台にしたミステリー小説を書こうと思います。あらすじを考えてください。

その回答がこちら。

タイトル:『縄文の謎-遺跡の秘密』

あらすじ: 縄文時代のある村で、村の住人たちは神秘的な遺跡を守りながら、自然と共生する生活を営んでいた。ある日、村の賢者が不可解な死を遂げ、その死因が突き止められなかった。賢者の死に村人たちは動揺し、不安が広がっていく。

主人公・瑞穂は、若き村の狩人であり、賢者の弟子でもある。彼女は賢者の遺志を継ぎ、村の平和を取り戻すため、真相を追求することを決意する。瑞穂の幼なじみであり、縄文土器の技術を継ぐ陶芸家・蓮は、彼女の旅に同行する。

二人は遺跡を調査しながら、様々な謎に出会い、古代の秘密を解き明かしていく。やがて彼らは、賢者の死と遺跡の秘密が深く結びついていることに気づく。遺跡の力を手に入れようとする者たちが、賢者の死の背後に潜んでいたのだ。

瑞穂と蓮は、縄文時代の神話や伝承、そして村の風習を手がかりに、賢者の死の真相に迫る。果たして彼らは、村の危機を救い、遺跡の秘密を守ることができるのだろうか。また、その過程で彼らは、人間の弱さと欲望、そして真の信念とは何かを見つめ直すことになる。

この物語は、縄文時代の神秘的な世界を舞台に、瑞穂と蓮が経験する冒険と成長を描くミステリー小説である。古代の知恵と現代の感性が交差する物語が、読者に新しい驚きと感動を与えることだろう。

すげー読みたい。というか書きたくなるあらすじだ。まさかキャラクターまで考えてくれると思わなかったが、「賢者の弟子で、狩人の女の子」が主人公で、その相棒が「土器職人の男の子」。もうそれだけで優勝だ。空想というか妄想が広がっていく。

なので続けてこんな質問を。

その続編として、瑞穂と蓮が現代にタイムスリップし、殺人事件に巻き込まれる話を書きたいと思います。あらすじを考えてください。

この理不尽な要求に、たちどころに回答をはじきだすAI。

タイトル:『時を越える縄文の謎-現代の陰謀』

あらすじ: 縄文時代の村で遺跡の秘密を守り、賢者の死の真相を解明した瑞穂と蓮。ある日、彼らは村の神社で神秘的な儀式に参加することになる。しかし、儀式の最中、二人は突如として現代にタイムスリップしてしまう。
現代に迷い込んだ瑞穂と蓮は、縄文時代の知識と技術を持ちながらも、未知の世界に戸惑いながら生活を始める。そんな中、彼らは現代のある美術館で、縄文時代から伝わるとされる貴重な遺物を巡る殺人事件に巻き込まれてしまう。

瑞穂と蓮は、事件の捜査に協力することになり、現代の刑事・和馬と共に、犯人の手がかりを追い求める。彼らの知る縄文時代の知識が、現代の事件解決に役立つことが次々と明らかになる。

一方で、和馬は瑞穂と蓮が縄文時代から来たことを知り、彼らに協力して現代への適応を手助けする。瑞穂と蓮は現代社会の営みや風習に触れ、その違いや共通点を通じて、人間の本質について学んでいく。
やがて、瑞穂と蓮は、殺人事件の背後にある陰謀と、縄文時代の秘密が現代にも繋がっていることに気づく。彼らは和馬と共に、過去と現在をつなぐ犯罪の謎に挑む。

果たして瑞穂と蓮は、過去の知識と現代の技術を駆使して事件を解決し、自分たちの時代へ帰ることができるのだろうか。この物語は、時代を越えた冒険と成長を描くミステリー小説であり、読者に再び驚きと感動を与えることだろう。

期待通り、いやそれを超える続編の誕生だ。サブキャラとして現代の刑事が出てきた。これを読んで起承転結の4部作にしたくなった。

ならば次は「転」だ。

その番外編として、瑞穂がアイドル歌手に、蓮が漫画家になってそれぞれ大成功する物語を書きたいと思います。あらすじを考えてください。

タイトル:『縄文スターダスト-夢の舞台へ』

あらすじ: 現代にタイムスリップし、殺人事件を解決した瑞穂と蓮。彼らは現代社会に溶け込むため、それぞれの夢を追い求めることに決める。瑞穂は彼女の美しい歌声と独特の魅力でアイドル歌手を目指し、蓮は縄文時代からの知識と技術を活かして漫画家になることを決意する。

瑞穂はオーディションを受けるものの、最初は縄文時代の風習や言葉の壁にぶつかり苦戦する。しかし、彼女の天性の歌声と独自の世界観が次第に注目され、人気アイドルグループのオーディションに合格する。瑞穂は現代のアイドルとして、その歌声で多くの人々を魅了していく。

一方、蓮は縄文時代の知識と技術を織り込んだ斬新なストーリーで漫画家デビューを果たす。彼の作品は、現代人には知られざる縄文時代の世界を描くことで、独自のファン層を獲得し、大ヒットとなる。蓮は縄文時代の知恵と現代の感性を融合させた作品で、多くの読者の心を捉える。

瑞穂と蓮は、それぞれの分野で成功を収めるものの、現代社会での生活に寂しさや苦悩も抱える。しかし、彼らは互いに支え合いながら、夢を追い求める喜びや達成感を味わい、人生を豊かにする。

最後に、瑞穂のコンサートと蓮の新作発表イベントが同時に開催され、二人は過去の世界から現代に生き抜く力を見せつける。この物語は、過去から来た瑞穂と蓮が現代社会で夢を追いかける姿を描く、感動的な番外編である。それぞれの成功を通じて、彼らは新たな人生の価値を見出し、過去と現在をつなぐ架け橋となる。

やべえ。なんかもう武道館のコンサートと神保町のサイン会が目に浮かぶようである。

よし、最終章はどかんと派手に行こうじゃないか。和馬も出してくれ。

この物語の完結編として、瑞穂と蓮が、地球を侵略するハニワ型の宇宙人と戦うSF小説を書こうと思います。刑事の和馬もいい場面で登場します。最終的に、地球を守った二人が縄文時代に戻るという結末にしたいです。あらすじを考えてください。

タイトル:『縄文の守護者-最後の戦い』

あらすじ: 現代でそれぞれ成功を収めた瑞穂と蓮。ある日、突如地球に現れたハニワ型の宇宙人たちが侵略を開始し、地球が危機に陥る。彼らは縄文時代の遺跡の力を利用し、地球を支配しようとしていた。瑞穂と蓮は、自分たちがかつて守った縄文時代の遺跡の力を悪用されることに心を痛め、地球の危機に立ち向かうことを決意する。

一方、刑事の和馬は、ハニワ型宇宙人たちと戦う特別捜査班に選ばれ、瑞穂と蓮と共に戦うことになる。彼らは、縄文時代の知識と技術、そして現代の科学技術を駆使し、宇宙人たちとの戦いに挑む。瑞穂は歌の力で仲間たちを鼓舞し、蓮は漫画家としての発想力で独創的な戦術を編み出す。

彼らは、地球の人々と協力し、縄文時代の遺跡の秘密を守るために奮闘する。瑞穂と蓮の持つ縄文時代の力が、現代の地球を救う鍵となる。物語は、瑞穂と蓮が地球人として、過去と現在をつなぐ力を発揮することで、地球を守ることができるのかどうかに焦点を当てる。

最後の戦いを経て、瑞穂と蓮はハニワ型宇宙人たちを退け、地球を救うことに成功する。和馬との別れを惜しみつつも、彼らは縄文時代に戻る決意を固める。瑞穂と蓮は過去へ戻り、縄文時代の村で再び平和な生活を送ることができる。

この物語は、瑞穂と蓮が時代を越えて地球を守る姿を描くSF小説であり、過去と現在が交錯する壮大な物語の完結編である。彼らの成長と冒

と、ここでネットワークエラーが生じ、最後の最後が途中になってしまった。ひょっとしたらその後にとんでもないどんでん返しが隠されていたかもしれない。それを聞こうじゃないか。

この物語を映画化することにしました。完結編のエンドロールのあとにstingerを追加し、大どんでん返しを見せて観客をびっくりさせようと思います。どのようなオチにするとよいでしょうか。

映画の完結編のエンドロール後、瑞穂と蓮が縄文時代に戻り、平和な生活を送っている様子が描かれるstingerを追加しましょう。観客が安堵し、物語が終わったと感じた瞬間に、大どんでん返しを仕掛けます。

オチの案: 突如、瑞穂と蓮の目の前に、ハニワ型宇宙人が現れる。しかし、彼らの態度は敵対的ではなく、友好的であることが分かる。宇宙人たちは、瑞穂と蓮の勇気と知恵に感動し、彼らと地球人との友好関係を築きたいと願っていたことが判明する。

宇宙人たちの真の目的は、縄文時代の遺跡の力を使って宇宙の平和を守るための協力を求めることだった。瑞穂と蓮は、地球の未来のために再び宇宙人たちと協力することを決意する。物語は、彼らが新たな冒険に乗り出すことを示唆し、観客に期待感を残す結末となります。

このオチにより、瑞穂と蓮の物語は、観客に予期せぬサプライズを提供し、次なる物語への期待を高めることができます。さらに、友好的な宇宙人との共存を描くことで、物語は平和と協力のメッセージを伝えることができるでしょう。

思ったより真っ当だったけど、これはこれで感動的だ。それに、さらなる続編を期待させるあたり、ビジネス的な色気も出してきた。おそるべきかな人口知能。

AIに小説を書かせるのも面白いが、こうしてAIにプロットを考えてもらい、それを広げたり肉付けしたりして小説を書いたり、映像を創ったりするのもかなり楽しそうだ。確かにその性能の高さは恐怖を感じさせるレベルだが、人間の創造性を引き出す最強の相棒にもなれるような気がする。

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