家なし生活240日を経た雑感・元甲子園在住ブレーブスファンが思う関西ダービーやアダルトチルドレンの末の移働生活で必要なものなど
11月に入ってまちはポインセチアだのクリスマスツリーだので、きらびやかになっていって、こないだまで超絶暑かったのに「もうこんな季節なんだ」とビビっている。
スーパー銭湯のリグライナーやホテルでテレビを見ていると、やたらとマッチングアプリのCMを見る。
「クリスマス一緒に過ごす人用なんやな」と独り身になって比較的真っ当な精神で初めて迎えるこの季節で気づくが、「そんな安直に相手見つけても長続きせんぞ」と結婚生活を無理して維持しようと思ってた身としては心から思う。
阪神偏向の関西ダービー
関西は関西ダービー、阪神なんば線シリーズでもちきりだ。
鉄道ファンである私は地元の阪神電車が両球団のヘッドマークをつけて走ってるのを見るとテンションがあがる。
ただ関西ダービーなのに甲子園でのバファローズ応援団の少なさ、民放の実況、翌朝の話題の扱われ方。もともと阪神色は強いのは仕方ないとしても、関西ダービーになってより阪神偏向度が強く嫌気が差す。
甲子園に住んでいて家族の中で自分だけ阪神ファンじゃなかった。
仕事終わって電車で帰ってくると甲子園駅周辺に阪神ファンがたむろして六甲おろしを歌って騒いでいる。
ゴミはそこらへんに捨てたまま。
壊れたメガホンを駐車場の車のミラーにかけて帰る。
あと最近だと、ユニフォームに刺繍入れてる人、あれが嫌い。卒業式か。
と思ってたらベースボールライターの阿佐智さんが、今回の甲子園でバファローズファンが追いやられている日刊スポーツの記事のヤフコメにエキスパートとして、僕が思うそのまんまのことを書いてくれていた。
こういう人たちは野球を見に来てるんじゃなくて、目的が憂さ晴らしなんだと思う。阪神ファンや球団にとっても印象良くないと思うので取り締まって欲しいし、阪急ブレーブス→ブルーウェーブファンだった自分としては、バファローズはとっととタイガースを倒して日本一になって欲しい。
と言っても阪神偏向が覆るわけではないし、覆られてもそれはそれでという思いもある。たぶん関西で起こる物騒なできごとは、甲子園での憂さ晴らしがある程度功を奏して減ってるんじゃないかと思う。
11月後半に公開される「翔んで埼玉〜琵琶湖から愛をこめて〜」に「甲子園に放り込んでおけ!」と甲子園が収容施設的に描写されているらしいが、調整弁としてはあながち間違いじゃないのかもしれない。
バファローズの中嶋監督は阪急ブレーブス最後の戦士で、スローカーブで有名だった当時のエース星野(伸之)のストレートを素手でつかみ、星野以上のスピードで投げ返した人だ。
関西テレビで休日の夕方、もう始まっていて9回を待たずに途中でぶつぎれるブレーブスの野球中継が懐かしい。
(ちなみに↑のYouTubeで星野の球を受けているのは藤田)
家なし生活は240日超え・リボ払いの人生
家なし生活が240日を過ぎた。
病気になって、お金稼げなくなって、離婚して、実家に戻って、両親からの抑圧がひどくて「ああ、もう実家無理だ」と思った2023年の元旦に実家を出てコミュニケーションを断絶。実家にある荷物をまとめて出たのが3月7日。そこから240日。コミュニケーションを絶ってからはもうすぐ1年になる。
コミュニケーションを絶って、自分の思考だけで生きているといままでがいかに親をはじめ他人にコントロールされていたかを思い知る。
そうしないと家族の中に存在意義がなかったから仕方がないのだけれど、他人の機嫌をとるのが普通になるとなんでもできるわりには自己肯定感が異様に低い。
親に気に入られよう、妻に気に入られよう、迷惑かけないようにしよう。
なんでもできることを普通に差し出しちゃうから、搾取されてしまうのだ。
だからマネタイズも下手だし、「これ得意そうやからやったらいいやん」って言われても踏み出せない。相手はまったく悪くないから本当に申し訳ないのだが、とっさに「搾取されてしまう」「やってもどうせ…」と感じてしまうのだ。
本当普通に生きるのにすごく労力がかかる。最近これをうまく表してるなと思う言葉がふわっと浮かんだ。「リボ払いの人生」。
暮らすためにはほかの人と同じようにお金がかかるけど、感受性が強すぎて必要以上に労力、場合によってはお金がかかってしまう。だから、収入>支出にならない。
自立支援医療2回目の更新をしてきた。
もう2回目。焦るけど、積年の思考の癖はなかなか治らない。
どれくらい時間がかかるのか、それともこの感じをずっと繰り返してやっていくのか。悩みは尽きない。
自分でもどうやってここまでやってきたのかわからないけど、ひとつ言えるのは、自分の調子のいいときに仕事をさせてくれている人たちに支えてもらっているということ。
コインロッカーの記事はいろんなところに行くきっかけになるし、三宮一貫樓さんの「KOBEZINE」はおおよそ自分では会えない人たちに会わせてもらえる。
書くのに時間がかかりすぎて自分が嫌になることもあるけど、それを補って余りある。本当にありがたい。
そして間借りさせてもらえる「カフーツ」や金曜日の店番任せてくださっている「JUSO Coworking」。気負いせず、自分がこうしなければと思わず、ただ居られる居場所があるって本当にありがたい。
あと10月15日に行われた「コワーキングフォーラム2023 in 京都」。こんな自分に登壇のきっかけを与えてくれたタナカユウヤにも大感謝。話聞いていただいた方、ありがとうございました。
これについてはまた別記事あげる予定なので、お楽しみに。
最近買ってよかったもの
さすがに家なし生活を240日もやってると、これが要ってこれは要らんみたいことが研ぎ澄まされていく。
必要ないものはどんどん売って、必要なものだけを残す。
スマホやカメラなどはじゃんぱらかイオシス、細々するものはセカスト、本は駿河屋と決めておくと「これは買取できない」が少ない気がする。
(セカストはキャンプ用品の在庫がダブついているらしく返ってきた…苦笑)
本当はメルカリとかでやりゃいいけど、移働生活だとそこが難しい。
最近とくに買ってよかったなぁと思うのは以下のとおり。
吸汗速乾性の半袖Tシャツ
今年の夏は酷暑だったので、めっちゃ汗をかいた。普通のTシャツだと汗じみが半端ない。そうなると持っていく枚数も増える上に汗拭きタオルも増えてしまう。そこで重宝したのが、吸汗速乾性の半袖Tシャツ。
なぜ半袖かと言うと夏でも冬でも使えるから。
冬は冬で屋内との寒暖差が激しく半袖がいいというケースもあるので。
上にボタンダウンシャツもしくはカーディガンなどを羽織れば、中は半袖でも大丈夫なのを実感。
いま実際に使っているのはモンベルのウィックロンTシャツと無印の吸汗速乾Tシャツ。
この時期無印で半袖は売ってないので、なかなか手に入れられないんだけども、見つけたらさらに買って、普通のTシャツと置き換えたいところ。
無印のジョイントタップ
カフェで仕事したりコンセントのある温浴施設のリグライナーを使ったりしてるとコンセントが足りない、届かない問題が出てくる。
これを解決してくれるのが無印のジョイントタップ。
私は3個口コンセントとマグネットパーツ、そして1mの延長コードを購入。
この3つがあると、こんな感じで使えるので重宝してる。
タイガーの真空断熱炭酸ボトル
カフェをよく利用するので、Snow Peakの真空断熱マグをよく使っている。これ温かいものは温かいまま。冷たいものは結露せず冷たいままなのでめっちゃいいのだが、さすがに移動中は使いにくい。
なのでペットボトルの水を買う生活をしていたのだが、最近では無印の大きいお店や阪急の駅とかにもウォーターサーバーが設置されていて、もったいないなと。
さらに、ホテルで宿泊するとペットボトルのお水を置いてくれていたりするけど、飲みきれないこともあって、これもなんとかならんかと。
ふと「あ、水筒買えばええやん」と思ってこちらを購入。
これ買ってめっちゃよかった。
温かいもの、冷たいもの、そして炭酸もOK!
これからの時期は温かいもの飲みたいし、サウナ行くからオロポつくって入れたいし、コンビニで買ったビール一気に飲めないからここに入れてちびちび飲むなんてこともできちゃう。
普段ペットボトル挿してるカバンのホルダ部分に挿せるし、重さも気にならない。
ちなみにビールは午前11時に入れて夜9時に飲んでも冷たく、炭酸も抜けてない。めちゃ良いっすこれ。
年越せるんかな?
ということで好きなようにやってますが、年越せるんですかね。
本当にメンタルブロックがひどくて、1年後に生きているイメージがなくて、常に「明日死ぬから好きなことすりゃいいわ」で1日1日つないでる感じです。まぁ、それが続けばいいのかもしれないなと。
別に悲観もしてないし、楽観もしてないし、これはこれで安定はしてるんだろうなと。ただこれからかなり寒くなってくると孤独感が募ってくるので、どう感情のコントロール(もちろんできないことが往々にしてあるけど)していくかですね。
ま、気負いせず適当にやります。
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