【僕のAI活用アイデア#2】Pythonを知らなくても大丈夫!GPT-4で始めるデータ分析
前回の記事で、僕が個人的によく活用しているChatGPTの活用法を紹介しましたが、
今回は、有料版で使えるGPT-4を使ったアイデアを共有します。
「ChatGPT有料プランだけどうまく活用できていない」
「有料プラン気になっていたけど何ができるのか分からない」
この記事を読むと、ChatGPT有料プランの具体的な活用方法が少しはイメージできると思いますので、
ぜひ最後までご覧ください。
GPT-4とは?
GPT-4とデータ分析
ChatGPT有料版ではGPT-4が搭載されており、高度なデータ分析が可能です。
たとえば、CSV形式のデータをChatGPTに読み込ませ、日本語で指示を与えることで、
指定したデータ処理をPython言語で実行してくれます。
これは、データサイエンスの知識がない方でも簡単にデータ分析を行う手助けとなります。
データ分析とは、
①データの収集
②前処理
③データの解析
④レポートの作成
の4つの工程に分かれており、
GPT-4のデータアナライズ機能を使えば、上記4工程の処理をお願いできます。
データ分析①データの収集
データの収集とは、Webからデータを取得できる「Webスクレイピング」を意味しますが、
GPT-4にはブラウジング機能もついているので、以下のように指示を出すと、URLにアクセスしてデータを収集することが可能です。
ただし、Webサイトの構成上の問題でうまく収集できない場合もあるので、そこは手動でチェックする必要がありそうですが、
これはプログラミングで実行する際も同様なので、むしろプログラミングせずにスクレイピングできるのは助かりますね!
データ分析②前処理
前処理とは、データを解析しやすい形にファイルを編集することを意味します。
例えば、カラム(列)のうち不要な項目を削除しておいたり、レコード(行)で分析に使わないデータ(外れ値)を削除しておいたりといった処理です。
この処理もGPT-4に以下のように指示すれば、処理してくれます。
データ分析③データの解析
先ほどの処理でデータ分析しやすい形に、データを変換したので、
そのデータを使って統計処理し、中央値や平均値、偏差値、回帰分析などを求めることが可能です。
普段Excelで計算していることはもちろん、標準偏差や回帰分析などの統計処理も行うことができます。
データ分析④レポートの作成
最後に解析したデータをグラフにまとめますが、これもGPT-4の得意分野です。
円グラフから棒グラフ、レーダーチャートまでCSVデータや加工したデータをグラフにすることが可能です。
ビジネスのプレゼン資料を作る際に、自分でデータを収集して、データを加工・解析して、グラフにまとめるのはかなり大変です。
GPT-4は万全とは言えないですが、少なくとも時間を短縮させることはできると思います。
さらに実施後、GPT-4がどんな処理をしたかをPythonコードで確認できるので、
そのコードを軸にPythonプログラムを開発することもでき、次からはそのプログラムで自動化させることも可能です。
Pythonのことを知らなくても、GPT-4を使えば統計学の知識がある人なら誰でもデータ分析できるので、
ぜひ、この機能を活用して、日々の業務をさらに効率化してみてくださいね!
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