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レビュー「わたしの好きな映画10作品」 第四回 バック・トゥ・ザ・フューチャー

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

初鑑賞は85年の日本公開、高校一年生の時でした。遡れば、小学生の頃、遊園地に行った際の楽しい気分、それに似たような映画でした。つまり、およそ、二時間、擬似体験ができる映画で、後にパート2、3と続きますが今となっては、それらを自宅で鑑賞すれば、半日、遊園地に行ったような気分にさせられる映画です。カラフルでポップ、それは80年代も50年代も同じで、アメリカで暮らすティーンエージャーは毎日が楽しそうでした。本作を機会にエレキギターやスケートボードを始めた人も多かったのでは?パーティやレトロなカフェも楽しい気分を後押ししていました。西洋文化に憧れを持つ日本人だから、尚更、楽しい気分にさせられる映画になったのかもしれません。とは言え、本作が何で面白いのか、あれこれと考えた結果、絶妙なキャスティング、そんな答えに辿り着きました。マーティを演じるマイケル・J・フォックスは他の俳優ではイメージが沸いてきません。ちなみにビフの子分の一人は「タイタニック」でローズの婚約者を演じた俳優です。

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