仕事や生活にも役立つ抽象化
最近、朝の紅茶が好きです、けんです、おはようございます。
今日は、仕事や生活にも役立つ抽象化のお話です。
まず、抽象化とは、ざっくり言うと物事の本質を抜き出すことです。
この本質を見極め、あなたのお仕事や生活に役立てましょう。
例えば、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、滋賀。
これを抽象化すると、近畿地方ということになります。
都道府県と抽象化することもできるでしょう。
大阪だけを抽象化すると、お笑い、粉もん文化、人情の街などとなります。
昨今、このように、物事を抽象化して考えることの重要性が様々な本で言われています。
最近の1番有名なところでは、前田裕二さんの著書「メモの魔力」に抽象化ついて詳しく書かれています。
抽象化することで、物事の本質を見極め、それを新しいアイディアの発想のヒントとすることができます。
これだけではわかりにくいと思うので例をあげます。
例えば、自分がコンビニの経営者だとします。
12月に、缶コーヒーがよく売れるという事実があったとしましょう。(事実)
これを、抽象化するとこうなります。
寒い時期には、温かいものがよく売れる。(抽象化)
これをヒントに新しいアイデアを考えます。
12月に、おでんも販売してみようというアイデアが出ます。(転用)
#あくまで例です
#抽象化は成功する装置ではなくアイデアを出す装置です
すでにある、分かり切ったことを例に出しましたが、抽象化とはそう難しいことではありません。
とても簡単なことで、これをヒントにこれを作りましたってやつです。
他にも、CDやレコードのジャケ買いというものがありました。(事実)
これを、抽象化すると、本来の利用目的以外のところに価値を見いだすと言うことになります。(抽象化)
そして、これを転用すると、本の表紙もおしゃれにしてインテリアになるようなものにしてみようなどとアイデアが出ます。(転用)
成功している(いた)物事に目を向け、それを抽象化することで、新しいアイデアが出しやすくなります。
今はブームが去りましたが、タピオカがなぜ売れたのかなどを抽象化して考えてみると新しいアイデアが出てくるかもしれません。
電車の中の広告を見て抽象化することもできます。
逆に、上手くいっていない(いかなかった)ことを抽象化して、上手くいかない要素も抜き出すことができます。
#やってはいけないことがわかる
抽象化する練習を日頃からしておけば、新しいプロジェクトなどに転用できるのではないかと思います。
それでは、いい1日を。