【令和版】 剣道が短期間で上達する方法②
はいどうも。ヤマです。
おはこんばんにちは。
剣道が短期間で上達する方法①では、身体づくり上半身の部の鍛える方法を記載しました。
えぐい内容で。
読まれた方はこの下半身の部も読む事でしょう。
①では、主に上半身について記載しましたが、上半身だけ鍛えても、肝心な土台である下半身も強くしないと、活かされません。
下半身は土台です。
全ての打ち込みを支えるのが下半身です。
それぐらい重要な役割を担っております。
では早速。
強い下半身とは、
鋭い打ち込みができる下半身とは何か、
結論から言っていきますと、
どんな体勢であれ、如何に速く、最適な距離を踏み込めるか
となります。
飛び込みや踏み込みに対して、とにかく速く遠くへ飛べる方が良い!というようなイメージを持っていませんか?
そのイメージは、今すぐ破棄して下さい。
練習風景で良くある光景ですが、
かなりの御年配の方と、まだまだ元気モリモリの青年が合い面を打つ場面。
何故か青年が負けていませんか?
御年配の方よりも、スピードのある青年が、合い面で負ける。
なんで?って考えた事がありますでしょうか?
ここには【3つの中心】が影響されていますが、
それは一旦置いておいて、
ただただ踏み込みという事に関して言うと、
御年配の方が、最適な踏み込みを最速で行っているから先に打突が届いている、という事になります。
最初にイメージしていた、とにかく速く遠くへ飛び込もう、踏み込もうとすると、返って踏み込むスピードは遅くなり、距離も誤ってしまいます。
そして足(踵)が壊れます。
まあこれも私ですね。
肘が壊れたと同時期に、右足の踵が壊れました。
踏み込むと激痛が走り、試合を中断して棄権しました。アドレナリンなんて効きません。続行不可能でした。
何回も言っていますが、どれだけ遠くへ飛び込めるかという踏み込みに関しては、
実はそんなに遠くへ踏み込めていないんですよ。
↓の写真は大げさにしましたけど、遠く遠くへ踏み込みたいが為に、相手に足の裏を見せる様な、右足を振り子にする踏み込み方ですね。
踏み込む直前までは、確かにつま先が遠くへ出ていますが、踏み込む際には振り戻されてしまいます。
踏み込み時に、足の裏から踏み込めればいいのですが、大抵踵から下ろしてしまいます。
そうすればゴツゴツした硬い皮が踵に出来上がり、踵の骨と硬い皮の間にある柔らかい肉が、踏み込みの都度潰れます。
また、踵の骨も砕けてしまいます。
悪化すると日常生活に支障をきたす恐れもあります。私はまともに歩けず、剣道なんで以ての外でした。
最速最短の踏み込み方は、↓次の写真の通り、足の裏を床と並行に動かし、そのまま突き出して踏み込む事です。
ちなみに、↑の写真と見比べて貰って構いませんが、
踏み込んだ右足の位置は殆ど変わりません。
突き出すだけですので、右足が振り戻る事はなく、最速最短の踏み込みが可能になります。
イメージは、右足を真上に上げて、そのまま斜め下に突き出す事です。
出小手の踏み込み方がこんな感じですね。
達人は、この足と床の隙間が殆どありません。
だから年齢とスピード関係なく、合い面で勝てる理由がここにあります。
足の裏全体で踏み込むので痛みはありません。
踵サポーターも不要です。
そして、踏み込む距離に関しては、
遠くへ踏み込む事もあれば、手前へ踏み込むことだってあります。
振り子の踏み込みだと、手前に踏み込もうとすると、更に振り戻さないと踏み込めません。
突き出す踏み込みは、そのまま突き出す距離を手前に落とすだけなので、更に速く踏み込みが可能になります。
どちらの踏み込み方が良いか一目瞭然ですよね?
はい、理屈は理解出来ましたけど、
だったらこの踏み込みを、どうやったら行えるのか
ということが最大の課題になります。
私も右足振り子の踏み込みを20年近く行ってきた挙句ぶっ壊れてしまいましたので、身体に染み込んだそれをいきなり外す事は出来ませんでした。
これも今まで積み上げてきた身体の使い方を全否定して、意識の底から矯正しないと治りません。でないと一生この痛みとサポーターと付き合わなければいけません。
これも前述①で記載したと同じような、
地獄の苦しい苦しい矯正練習になります。
いや〜
本当に苦しいですよ?
やめませんか?
今まで積み上げた物ぶっ壊すのですよ?
強くなりますけどね!!
強くなる。
それは間違いないです。
①では鋭い打ち込み。
②では鋭い踏み込み。
これだけで剣道強度は爆発的に上がります。
……。
ここまで読むという事は相当の覚悟をお持ちなようだ。
①の時にも記載ましたが、かなりかなりしんどいです。正直続けるには確固たる信念が必要になります。
何度も言いますが、矯正練習になりますので、
身体に染み付くまで3ヶ月〜半年かかります。
その間、感覚が麻痺してバラバラの動きをしてしまい、思うように動けず、一時的に弱くなる恐れがあります。
こちらも同じく注意点ですけど、小〜中〜高校生のレギュラーメンバーや大会出場を控えている方で、この練習方法を実践しようと思っている方、
事前に監督や顧問の方に相談ください。
一時的に弱くなる恐れがあります。チームメイトに迷惑を掛けかねないので、その点まずは事前に相談してみてください。
とは言え、気軽に相談できない場合もあります。
それでも進めたいと言う方は、くれぐれも自己責任でお願い致します。
引き返せるように有料設定しておきますね。
では、そのトレーニング方法ですけど、
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