君はミスターバークを知っているか
ミスターバークを知っているだろうか。
ミスターとつくが、人の名前ではない。
ハンバーグ&ステーキのチェーン店の名前である。
今日はこのミスターバークの魅力について語っていきたい。
私は大阪出身なのだが、大阪にはミスターバークは存在しなかった。
そのため、数年前に現住所に引っ越すまでは店名すら聞いたこともなかった。
引っ越し後荷物などがまだ片付いておらず、近くで外食するか〜とグーグルマップを検索していたところ【ミスターバーク】の文字を見つけた。
グーグルマップが言うには、安価なハンバーグ&ステーキ店らしい。
引越し後はじめての外食を楽しむため、我々はアマゾンの奥地へと向かった。
いきなりではあるがメニュー画像で失礼する。
(店舗外観や内観を撮り忘れた)
見てもらえばわかるように、お手頃価格でハンバーグやステーキが食べられる。
私のおすすめは健康バークビーフ&ハンバーグである。2種類のお肉が入っているというのが実にいい。
いまいち何が健康なのかよくわからない加工肉のステーキと、多分ではあるが大豆も結構入っている柔らかいタイプのハンバーグがセットになっている。
実ははじめて来店したとき、
ミスターバークにはかなり驚かされた。
まず運ばれてくる際はしっかりとステーキカバーがかかってくるのだが、中からとんでもなく大きなジュージューという音が聞こえてくる。
ついたらさっとカバーが開けられるのであるが、
この鉄皿もしかして火の中で20分くらい焼いてた?というくらい上のソースが異様にグツグツと沸いている。
そして、ソースがめちゃくちゃ跳ねるのである。
写真ではグツグツ度合いが分かりにくいだろうが
つけていた紙エプロンが一瞬でこうなる。
もちろん紙エプロンがテーブルの上にあるのだが
ご自由にご利用ください、と書いてある。
初めて行く人のために警告しておくが、メニューが届くまでに必ずエプロンをつけておくように。
ステーキは加工肉の割に噛み切りにくいが、ソースをつけて食べるとご飯がすすんでおいしい。
しかもソースは、ステーキソース、韓国風うま辛、おろし大根入り和風ソース、と3種類ありいろんな味で楽しめる。
ハンバーグは柔らかいタイプでかかっている濃いめのソースとすごく合う。
ハンバーグは外側が少しカリッと感があるくらい肉感のあるものが好みであるが、柔らかい食感とソースがご飯にかなり合って、いくらでも食べられそうな気がしてくる。
ミスターバークの方もそれに応えるように、なんとライスが食べ放題。
そしてドリンクも飲み放題。
氷がワインクーラー的な感じで表に出ていて
冷凍庫じゃないのが不思議でおもしろい。
水のペッドボトルの下に保冷剤が敷かれている。
大きいチェーンと比べ、なんだか実家みたいでほっこりする。
これまでの写真で皆さんにも分かってもらえたと思うが、ミスターバークは田舎のおばあちゃんのようである。これでもかと食べさせようとするサービス精神がすごいのである。
行くといつでもご飯をおかわりしてしまいお腹をパンパンにして帰ることになる。
このようにお腹をいっぱいにして幸せになりたいときにぴったりなミスターバークであるが、行きづらくなる困った点も少しある。
先ほどもお伝えした、ソースがえげつないほど飛び散ることと、それに伴って店内が常に霞んているほど空調が効いていないこと。
ソースの跳ねと匂いの問題から、必ず服はすぐに洗えるもので行くべきである。
しかしそれだけでミスターバークに行かない理由にはなり得ない。
本当の問題は、店舗数である。
なんと29店舗しかない。そして中国地方に偏りすぎている。
そういったわけでそもそも行きづらく、知る人ぞ知るチェーン店になっているというわけである。
近所にあるのに行ったことのない食べ盛りたちは、ぜひ最寄りのミスターバークに急行してくれ。
そして、実はフランチャイズらしいので、感銘を受けた場合ぜひ大阪と東日本に加盟店をオープンしていただきたい。
2作目の記事にして既にnote名に反している気がするが、本日はここまで。