【間取りコラム】魔法瓶ハウスの戦い
いきなり寒くなってきた。
少し前まで涼しい風が心地いい〜と、窓を開けて幸せな気持ちでいたのに(詳しくはコチラ↓)、もう窓は開けられない。
なるべくリビングを大きくしたい!
そう考えた結果、我が家は廊下がなく、全ての部屋がリビングからアクセス可能な間取りになった。
ザックリ言うと、南側はリビングが占領、それをコの字で囲うようにその他の部屋がくっついているような間取りである。
部屋中のドア、窓を開け放していた秋はもう終わり。今は全てを閉じている。
冬が近づき(というかもう冬?)だんだんと日が伸びてきて、南向きのリビングの日向が心地良い。リビング程度ならお日様の光で暖かい。
日中はぽかぽか。
とは言えそんな事情を知らない次男は、私の秋の頃のルーティンを手伝ってくれて、全ての部屋のドアを開けてくれる。
すると一瞬で冷や〜っとする。
「もう寒いからドア開けなくていいんだよ〜」
と教えても、勿論1歳児は分かってくれない。
ドアを閉じる。
少し暖かさが戻ってきたか?
再びドア開けられる。
寒い。
閉じる。
もうダメだ、寒い。暖房だ。
あぁ文明の力よ、すぐ暖まる。
暖房を消す。
一度暖まると保温性が高い。
コの字に包み込んでくれている部屋達のお陰だろう。まるで魔法瓶のよう。
リビングはその他の部屋達で守られている。
非常にエコな間取りである。
その代わり、守っている側の部屋、子供部屋は非常に寒い。
でもその部屋にLEGOがある。
「ママ〜LEGOやろう〜❤️」
入ると寒い…
暖房をつける。
LEGOが終わり、暖房を消してリビングに戻る。
「ママ〜LEGOやろう〜❤️」(再)
さっきまで暖かかったのにもう寒い…
暖かい空気、リビングに吸われた!?それとも外に逃げた?
また暖房をつける。
…これはエコな間取りなのか?
とは言え、1日の大半をリビングで過ごす私達家族としては、非常に居心地のよい魔法瓶ハウスである。
(子供が大きくなったらどうなるのでしょう…皆がリビングに集まる家になるという事で、結果オーライと予想しておこう😇)
家作りをしていると、断熱性とか気密性の高さはどの位求めるべき?と悩む事があると思う。
案外間取りが解決してくれて、1部屋挟むだけで結構快適に過ごせたりする。事もありますよ、というお話でした。
因みに。
我が家は勾配屋根になっていて天井が高い。更に、リビング階段になっているので冷暖房の効きが悪いエアコン泣かせの間取りである。
設計士さんと打ち合わせの時に
「エアコンの効きは大丈夫ですかねぇ…?」
と相談した。
「うーん、、、でも今のエアコンは凄いですよ。」
と言われた。
そう言われても少し不安だったので、リビングのエアコンは少しだけグレードの良い物にした。
引越してみて。
本当に今のエアコンは凄い。
リビング階段の事を忘れさせてくれる位効きが良いし、何より“加湿”モードがある。
暖房をつけると目標湿度を選択出来る。
美肌コースまである。
エアコンをつけるとなーんか乾燥するんだよなぁ〜が、全くない。感動!!
更に、このエアコンは環境に良いらしい。
(この意味はイマイチ分からなかったけれど、とってもエコなんです、と何度も言われたから、きっと環境にいい事をしているんだと思う。)
設置時に、随分と存在感のあるエアコンだなぁ、と思ったけれど、このエアコンの中で色々頑張ってくれているんだなぁと思うと…少しだけ愛らしい。
そんな今日も頑張ってくれているエアコンの写真を添付して、この投稿をおしまいにしようと思う😘