不幸を感じている人の3大特徴
自分は不幸だな。と感じている人。または明らかに悪いことばかり起きている人。運や境遇のせいにしてあきらめていませんか?世の中には幸せな人もたくさん存在しているわけですが、不幸な人と幸せな人を比べると明らかな違い、特徴があります。
つまり、幸せな人は「幸せが起きる思考と行動」をとり、不幸な人はこれの逆を行っているということです。
もちろん運や境遇によって悪いことは起きます。それはだれでも同じです。幸せな人にも起きているのです。不幸な人は幸せな人を特別視せず、まずはその不幸な思考から抜け出し、幸せのための行動へと変えていく必要があります。
では早速本題に。
不幸を感じている人の特徴1「基本ひとのせい」
「ひと」といっても他人に限らず、自分以外のものごとのせいにしているという意味です。これは不幸な人の共通点でもっとも多い根本的な思考です。
仕事に行きたくないのは嫌な上司のせい、圧をかけてくる取引先のせい、むかつく同僚や先輩のせい。
うまくいかないのは親が自分にちゃんと教育してくれなかったから、貧乏だから、金持ちじゃないから。
理由は何でもいいのですが、不幸を感じている人は悪いことが自分以外のせいだと考えています。
そもそも・・・「幸せ」ってなんですか?
「幸せ」とはずばり!自分が幸せと思うかどうか!!です。それしかありません。
自分でしか決められない幸せという感情を、他人のせいにする。他人からしてみれば、「しらんよそんなこと!」ですよね。
※幸せになるアドバイス
かかわる他人も、今ある環境も、自分の能力も、自分自身が生きていくためのステータスです。僕らはこのステータスの中で生きるしかないのです。それらのステータスの悪口、批判をするのは構いませんが、それでステータスが変わるかというと、変わりません。悪口を言えばむしろ悪化します。そんなことをするよりも、そのステータスでどう立ち回るか、どう生きていくか。どこで幸せを見つけていくか。これはもう自分にしか決められないことです。
不幸を感じている人の特徴2「内向き」
ひとのせいにする次に不幸を招くのが「内向き」これは心が内側を向いている。心の矢印がいつも自分に向いている状態です。
人と会話していても、「自分が責められているのか」と思ったり、仕事をしていても「自分の責任なのか?」など自分を中心にばかり考えてしまう人。
自分の意見や考えをしっかり持つことは大切です、しかし「内向き」の特徴は常に自分を守ろうとしていることにあります。周囲は問題を解決しようとしているのであってあなたを責めようとしているわけではない。という場面であっても「私は悪くない」を主張し続けるタイプです。
※幸せになるアドバイス
人は人、自分は自分。みんな違ってみんないい!を受け入れましょう。人とのかかわり方は優劣のある縦ではなく、みんなそれぞれ。いろんな価値観や生き方がある。お互いを認めた横の関係で見ることが大切です。みんな思っている以上にあなたのことを見ていませんし、思っている以上にあなたに敵意はありません。みんな自分のことで精いっぱいなのは同じです。
不幸を感じる人の特徴3「変えない」
不幸だ不幸だと言い続けている人ほど、現状を変えようとしません。変えなければ同じことが起きるのは当たり前のことです。
この思考には特徴1・2も影響しています。たにんのせいであって自分は悪くないので、「何かを変えよう」という発想自体が生まれない。心の矢印が内向きで防衛ばかりしようとするので何かを変えることで起きるリスクや変化さえも「悪いこと」と解釈してしまうのです。
※幸せになるアドバイス
今日と同じ明日が嫌なら、何かを変えるしかない。白馬の王子を待つのもいいですが、来なかったら人生そのまま終わりですし、多くの場合白馬の王子は来ません。来てもそのままの思考では、白馬の王子も不幸の種となるでしょう。歩く道でも、挨拶でも、小さなことでもよいので何かを変えてみましょう。
以上で不幸を感じる人の3大特徴を上げさせていただきました。
僕が感じるのは、幸せは自分しだいなのに、不幸そうな顔をしている人を見ると本当にもったいないなあと思ってしまいます。もちろん本当につらい不幸もあります。家族や大切な人が納得のいかない死や事件に巻き込まれたときに幸せを感じろというのは無理な話です。しかし、私たちは爆撃を受ける町に住んでいるわけでもないし、強奪やレイプにおびえる町に住んでいるわけでもありません。食べ物はあるし基本的な教育も受けることができます。
幸せになる土台はあるのに、その土台に「もっと、もっと」をもりつけて、より豊かな人の豊かな部分と、自分の劣っている部分を比較すればだれでも不幸を感じるでしょう。
価値観は自分で選べるし操作できます。幸せの価値観は自分で決めていいんです。不幸は幻想であって、その不幸は他人や環境ではなく自分が作り出していることに気が付けば、幸せのカタチは自然と見えてくるのではないでしょうか。