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「あなたはいつもおなじようなタイプの男性を好きになって、ヒドイめに遭っている。・・・いいかげんに学習しなさい」

フジコ・ヘミングさんの『やがて鐘は鳴る』より。
恥ずかしながらご本を読むまでこの方の生い立ちを存じ上げず、時折テレビで見かける以外になにも知りませんでした。
世の中にはすごい人がいるものですね。
この方の人生に圧倒されてしまってまともなことは書けませんので、
私にもなじみのある話題「いいかげんに学習しなさい」という話。
私もよく言われております。
ちょっと前に食べて失敗したスーパーのお惣菜をまた買ってきたり、
特売だからと買いすぎた食材を腐らせてしまったり、
そんなたわいもない習性についてですが、
意外にもっと深いところも浸食している気がしております。
仕事を辞めたいのに辞められなかったり、
人の話をちゃんと聞こうと決めたのに聞けなかったり。
言うべきことを言えなかったり。

ヘミングさんは男を見る目がないのは性分としてあきらめていたようですが、自分の夢については絶対にあきらめなかったし、自分らしい演奏についても絶対に曲げなかった。

「人生の艱難辛苦(かんなんしんく)から逃れる道はふたつある。音楽と猫だ」(アルベルト・シュヴィツァーだそうです)
「曲げてもいいのはボールとスプーンだけだ」(kenboinc)

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