思い出し日記⑤〜色んな変化〜
適応障害になって変わったことをあげていく。
①体重
これが一番しんどいのだが、5、6キロ太った。
もともと太いのだが、さらにパンッパンになった。
ランニングどころか、過食に走っていたためである。
この時期、会うたびにデブいじりと痩せマウントをしてきた友達のことを許せず疎遠になった。
30にもなってデブいじりで半泣きになるとは思わなかった。小学生かよ、笑える。
3月から新しい職場で働き始めたところ、現在6キロ落ちて元の体重に戻った。
もう少し痩せてくれてもいい。
②キラキラ物語が見れなくなった。
休職中暇しかなかったので、泣いて泣き疲れて寝て、起きて食べて泣いての無限ループだったため、考えることを忘れて没頭できるものが欲しいと思い、ディズニーチャンネルでアニメを見ることにした。
ティンカーベルのアニメ映画を見た。
ざっと私が解釈したあらすじは以下。
妖精の国にはそれぞれの四季を司る部署がある。
ティンカーベルはどの季節にも配属されず、道具を作る部署になった。
春の準備がもうそろそろ終わるという時に、ティンカーベルが大失敗をして他の妖精たちがずーっと頑張ってきた春の準備が台無しになる。
妖精たちはもう春は来ないと諦める。
その時、ティンカーベルが奇想天外な発明でたくさんの道具を作り、仕事を効率化したおかげで、四季の妖精たちが長時間掛けて行っていた仕事を秒で終わらす。
無事春の準備ができてみんなハッピー、サクセス!というストーリーだったと解釈した。
私はティンカーベルが道具を発明して業務の効率化をはかるところで、大泣きしてそのあとの展開が見られず映画を止めた。
私もティンカーベルみたいにみんなが長時間かけて行っている業務を効率化して、みんなに楽してもらおうと様々な提案をしていた。
妖精の世界ではティンカーベルありがとう!とみんなから受け入れられていたが、私の世界では受け入れられなかった。
業務改善と業務効率化の担当だったため、AIにできる仕事はAIにやらせて、人間はAIにできない仕事をやりましょうと提案した。
ただ自分の仕事をしていただけなのだが、パソコンすら操作できない人間からすると私は妖精語を喋っているように見えたのかもしれない。
または片手フックの某海賊に見えたのかもしれない。
人間、理解できないものは怖い。
そんな感じで自分はティンカーベルになろうとしていたが、フック船長になってしまったため、絶望して映画を途中で止めた。
ジャニーズとか、アイドルとか、ディズニーとか、キラキラ系は見られなくなってしまった。
今考えると馬鹿げてて面白い。
当時はマジだったけど。
③会社への向き合い方
あんなに「自分がやらないとお客さんやお世話になっている外部団体の人に迷惑をかけてしまう!自分が!自分が!」と思って働いていたのに、突然バックれても私にはなんのお咎めもなかった。
普通に納期が遅れ、たくさんミスをし、たくさんのクレームの電話が来ていただけのようだ。
私が勝手に納期切れやクレームを恐れていただけで、同僚たちは特に気にしていなかったんだなと思った。(そりゃそうだ、彼、彼女らはずっとそういう働き方をしていたんだから。何を今更。)
勝手に私が責任を背負ってただけだった。
ぜーんぶ私が勝手に、誰に頼まれたわけでもないのに、1人で突っ走ってシャカリキにやってただけだった。
別に私1人が何をしても、何にもしなくても、会社は変わらないし私の責任ではない。
すでに死んでいる会社で頑張ろうとしたのが間違いだった。
今の会社は生きている会社なのでそれなりに頑張るが、私の会社ではないし、私にはなんの責任もないと思っている。
勝手に責任取るのをやめた。